麻太郎と源太郎が、なんとなく主役っぽくなってきました。
麻生家の惨殺事件の真相にもたどり着き、二人は将来に向かって励んでいます。
ある意味、この辺が明治の世界だなぁと思いました。
江戸時代が舞台の旧シリーズでは
東吾さんだけが社会の枠組みの中でフラフラしていて、それが面白かったんですが、
明治の時代には、皆んなが自分は何をするべきか、何が出来るかをさぐっています。
目端の利く者もいれば、不器用な者、旧身分にしがみつく者、さまざまです。
その意味で「士族の娘」なんかは非常に切ない物語でした。
花世はどうもつかめないキャラで、はっきり言って、気に障ります。
おかげで源太郎の花世への恋心が今ひとつ理解に苦しみます。
なんで花世のこと好きなの?
そして、この伏線だと、るいさんはあの人とラブラブ(笑)になるのか・・・。
麻太郎の出生の事に関して、ここまであっさりと幕引きされると、
旧シリーズのファンとしては泣きたくなります。
やっぱり平岩先生は、もう書きたくないのに書いているような状態なのかも。
描写は上手いのに、キャラたちは輝いていないです。