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華岡青洲の妻 (新潮文庫)
 
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華岡青洲の妻 (新潮文庫) [文庫]

有吉 佐和子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界で初めて全身麻酔に挑み、乳がんの摘出手術に成功した江戸後期、紀州の名医、華岡青洲。その成功に不可欠だった麻酔薬の人体実験に、妻と母は進んで身を捧げた。だが、美しい献体の裏には、青洲の愛を争う二人の女の敵意と嫉妬とが渦巻いていた…。著者の没後20年を記念して、新装版で甦る日本文学の作品。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

世界で初めて全身麻酔に挑んだ華岡青洲。麻酔薬の人体実験に妻と母は進んで身を捧げた。だが美しい献身の裏には、青洲の愛を争う二人の女の敵意と嫉妬とが渦巻いていた…。著者の没後20年を記念して再刊。67年刊の新装版。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 226ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1970/01)
  • ISBN-10: 4101132062
  • ISBN-13: 978-4101132068
  • 発売日: 1970/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
橋本治さんが『恋愛論』の中で有吉佐和子さんと
その作品について書かれた『誰が彼女を殺したか』
という素晴らしいエッセイ(評論?)があります。
その中でこの作品についても触れていました。

これは嫁と姑の激しい確執について
書かれたものとされているが、実はそうではなく
華岡青洲は自分の研究のために母と妻の確執に
気付かぬ振りをして、それを利用していた
ということを暴いたものである。つまり、
男は女の内面に気付かぬ振りをするものである。
こう橋本氏は看破しました。

母と義姉の確執とそれを静観していた兄を
ずっと見ていた青洲の妹が死ぬ間際に
漏らした言葉が重く残ります。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mayu73
形式:文庫
一人の男に人生を懸けた二人の女。つまりその男の妻と、その男の母親の生涯を描いた読み応え十分の1冊です。嫁と姑が競い合い、男に尽くしに尽くし一人の男が一人前になっていく。そんじょそこらの安物の「嫁姑戦争」とは桁違いの物語。まさに自分の命を削っての戦い。有吉佐和子独特の「女」の心理に対する深く冷静な探究が、ものすごい筆の力で描ききられてます。圧巻です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
美談として伝えられる華岡青洲の麻酔手術成功までのいきさつを、角度を変えて描いた作品。作者の洞察力のするどさ、ストーリー展開のうまさにうなりました。 人間を斜めに見るのでもなく、必要以上に美化するのでもない、作者の冷静な視線に畏れを感じます。 とにかく面白いので本当におすすめです。
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