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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
濃厚エロさえ霞む筆力,
By turquoise (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 華の闇 (SHYノベルズ) (新書)
前作「Stepbrother」がコンビニ弁当なら、本作は老舗料亭の豪華三段重といったところでしょうか。(優劣を言っているのではありません。人はどんなご馳走よりコンビニ弁当が欲しい時もあるのですから) あらためて榎田作品の幅広さ、力量を思い知らされました。 「なんちゃってBL設定」を安易に使わないところがいい。 「男遊女の世界まずありき」ではなく、なぜ男で遊女なのか、男で遊女とはどういう生き方かがきちんと描かれています。 いつもながら非現実設定を現実の人間が生きたらどうなるか、よく練られているんですね。 ただ、今回はその世界観を構築するのに力を注いだ結果、苦界に生きる女たちの生き様の方が強烈に残ります。主役二人の濃厚エロでさえ、霞んでしまいましたよ…! 執筆中に浅田次郎が憑依したのかと思いました(笑) もちろんここまで書けるBL作家は一握りなので、素晴らしかったのは言うまでもないのですが。 あえて辛い点を言うなら、足抜けした志乃と暁芳を貴師が助ける場面。偶然貴師が行き合わせたという説明しかありません。 貴師の自宅で二人が気持ちを確かめ合うという流れ上必要な展開ですが、なぜ貴師がそこにいたのか、もう少し必然性が欲しかったかも。 レベルが高いほど読者の要求もどんどん高まるという、見本のような作品でした。
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
不思議な魅力で惹きつけられて・・・,
By
レビュー対象商品: 華の闇 (SHYノベルズ) (新書)
遊郭の話です・・・男でありながら、遊女として郭で生きていく運命になった遊女、華嵐(からん)と、彼の過去をしる男、貴師(たかし)の物語です 何故、あの「彼」が吉原にいるのか・・・ 衝撃で幕開けした話は、過去の回想を交えて巧妙に進みます 華嵐だけでなく、華嵐の姉の花魁の人生をも交えて、吉原の実情と遊女のはかなさややるせなさを織り交ぜて描かれてます 互いに愛しているのに、寄り添えない辛さ 郭で生きていくからには、捨てられないプライドや葛藤もあり、遊女を愛してしまった男は、全てを投げ打ってでも愛を求めてしまう・・・ 愛というものを間に挟んで揺れ動く、やるせなさが上手く描かれていたと思いました・・・ 舞台が舞台なだけに、壮大なイメージで読了 ネタがネタだけに「あ〜コレハ・・・」と期待していなかったのですが、何故か一気読みしてしまったので、やっぱり榎田さんはスゴイ・・・と思いました! 絵が違ったらまた印象も随分違ったと思います
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
タイトルと挿絵に惹かれ・・・・,
By 十六夜 (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 華の闇 (SHYノベルズ) (新書)
取引先の子爵に連れられ、とある遊郭に脚を踏み入れた南部高師、そこで昔行方を捜し求めた少年と再会だが、彼は遊女華嵐として、振舞うが・・・・タイトルの男花魁という異色な内容に引き込まれ、また榎田さんの筆力に吸い込まれるように数時間のうちに読破しましたが、背景描写、人物設定、遊郭という異色な世界に時勢も違和感なく見事に描かれ、姉花魁を死に追いやったお客に啖呵をきるところなど、見所もたっぷりあり、読み応え充分な作品でした。ドラマCDが出来るのが楽しみです。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
なかなかおもしろい設定です
私が今までに読んだ榎田先生の作品の中では、エロ度が高めかなという印象を受けました。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/27 投稿者: マーブル
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