家を継ぐため、男として育てられた香蓮。
しかし後宮にあがるはずだった妹の代理で、後宮へ召しだされた。
だが都への道中の守備についていた皇族・勇波と香蓮は
次第に心を通わせるようになり。。
中華風ロマンス。
男として生きるつもりだったため、武術や馬術はこなせても
女性としての生活にはなじめない香蓮。
後宮での生活を学ばされても、不信は募るばかりで
しかも思ったことを口にするものだから、人からは厭われます。
けれど勇波は、そんな香蓮に心を奪われる。しかし……。
後宮に入る前の生活が丁寧に描かれていて、
ちょっと
後宮小説 (新潮文庫)を思いおこさせました。
でもこちらは少女小説なので、あまめのお話です。
男っぽい思考回路の少女と、まっすぐだけど都の生活に慣れている青年の恋のお話。
「キスだけじゃ終わらない 新・乙女系ノベル」の作品ですが
別にそこにこだわらなくても面白いお話になったのにな、とちょっと残念。
好みの問題だと思いますが、地に足がついた二人のお話で
そこだけちょっとういているような感じで。。。