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菜根譚 (講談社学術文庫)
 
 
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菜根譚 (講談社学術文庫) [文庫]

中村 璋八 , 石川 力山
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,313 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

儒仏道の三教を修めた洪自誠の透徹した語録菜根とは粗末な食事のこと.そういう逆境に耐えてこそ人生を生きぬく真の意味がある.人生の円熟した境地,老獪極まりない処世の極意を縦横に説いた人生指南書.

内容(「BOOK」データベースより)

『菜根譚』は今から三百数十年前、中国明代の洪自誠が人間いかに生くべきかを、様々な角度から論じた人生指南の書である。本書は、「儒・仏・道」の三教を根幹とする『菜根譚』の真髄を体得して日常生活の指針とするため、儒・道教の専門家と仏教、特に禅学を専攻する学者の2人が、長年に亙り原典を全面的に見直し、これを究明し、その成果を新たに書き下ろしたものである。現世を生きぬく知恵と処世の極意が満載された必読の書。

登録情報

  • 文庫: 442ページ
  • 出版社: 講談社 (1986/6/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061587420
  • ISBN-13: 978-4061587427
  • 発売日: 1986/6/5
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 22,105位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
45 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
『菜根譚』は各社から出ているが、漢文原文、語義、訳文と詳細で、参照しやすい目録を備えたこの学術文庫版は、もっとも便利なもののひとつだと評価できる。「風括かに浪静かなる中に、人生の真境を見、味淡く声希かなる処に、心体の本然を識る」静寂の中にこそ人生の真実を知ることが出来ると説く本書は、儒・仏・道の三教に通じた明代の知識人、洪自成の深い思索に満ちている。まるで現代の精神医学のカウンセリングを先取りしているようである。『菜根譚』の神髄は「中庸」つまり日常生活におけるバランス感覚ではないかと思う。順境の中でも気を許すな。逆境の中でも落ち込むな。人生は諸行無常。一家団欒の中に道は実現している。日頃本書を紐解けば、生活のバランス感覚を取り戻す妙薬になるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
62 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 単福
形式:文庫
菜根譚はまさに人生指南の書です。書かれている内容自体はとても日常的なものであって、決して難しくはありません。
菜根譚を読む度に人生についていろいろ考えさせられます。
とても心にしみます。
是非あなたも読んでみてください。

本書には菜根譚の前集と後集のそれぞれがすべて収録されているので、これから菜根譚を学びたいという人は是非手元に置いておきたい一冊です。

内容は句ごとに、漢語読み下し、漢語、語義、訳文の順で収録されています。
訳文は比較的分かりやすく書かれているので、すんなりと意味を理解できます。

以下は私のお気に入りの項の一つです。

~「耳中つねに耳に逆らうの言を聞き、心中つねに心に払るの事あれば、わずかにこれ徳に進み行いを修むるの砥石なり。もし言々耳を悦ばし、事々心に快ければ、この生を把りて鴆毒のうちに埋在せん」~(菜根譚前集5項)

(たえず耳に痛い忠告や説教を聞き、自分の思い通りにならないような出来事や困難にぶつかってこそ、自分自身を磨き向上させる"砥石"のようなものとなる。もしも自分に都合の良いことばかり聞かされ、思い通りのことばかり起こっていたら、それは毒に侵されているようなものであって、決して自分の為にならない)

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 野菜の思考 2009/11/29
By 法家
形式:文庫
儒仏道の教えが調和する親しみやすい漢籍として知られる名著である。一貫しているのは透徹した淡白への
志向だが、それは決して脆弱や逃避に向かうことを意味しない。思うに、人はまず大志を抱かなければ何事も
成すことはできない。しかし、志を立て能力や地位や自信が高まるにつれ、人は往々にして他者の声に耳を
傾けなくなるものである。本書はそういう時にこそ真価を発揮する、いわば身体の力が増すほど強く締めつける
拘束衣の機能を果たすのではないか。あるいは自我の放縦を戒め、やがては解放する特効薬ともいえるだろう。

「…君子というものは、世俗のことによく通暁しているよりは、むしろかざりけがなく愚直であるほうが…よい。」(32頁)
「もし、言われる言葉がすべて快く耳に聞こえ…るようなら…、この人生を自分で猛毒の中に投げ沈めてしまうようなものである。」(35頁)
「…自分の本心を観察…して、…真心があらわれても、妄念は除くことはむずかしいことを悟ると、そこで懺悔の心が湧いてくる。」(39頁)
「恩情があつい時は、昔から災害を起こしやすい。だから、自分の思い通りになり、ここちよい時には早く反省して
引き返すようにしなさい。また、…自分の思い通りにならない時でも、やたらに手を放ち投げ出してはいけない。」(40頁)

「…大きなてがらでも、それを矜(ほこ)る心が生じたなら、…大きなてがらも意味をなさなくなってしまう。」(48頁)
「何事につけ、…控えめにする気持ちを持ち続けていると、…鬼神も私に対して害を加えることはできない。」(51頁)
「…人間同士が、真心をもって仲良くし…たならば、…悟りを開くことよりもずっとまさっている。」(52頁)
「大きな過(あやまち)が無く過ごすことができれば、それがそのままとりもなおさず功名である。」(60頁)
「…限度を越えて枯淡になりすぎると、世の人を救ったり役に立ったりすることができなくなる。」(61頁)

「…横暴なものを制御しようとするなら、何よりもまず自分自身にある横暴な気を制御することが大切である。」(71頁)
「…君子のふだんの好みというものは、…派手すぎてもいけないし、…静かで殺風景すぎてもいけない。」(74頁)
「学問の道に志す人は、精神を散らさないで整理し、一箇所に合わせ集中させることが必要である。」(79頁)
「…人目につく所でわざわいを受けないようにしたいと思ったら、まず人目につかない所で罪を犯さないように心がけるべきである。」(85頁)
「…世間の凡庸の人に対しては、その時その場に応じて、寛・厳の両方の態度を用いて相対するようにしなさい。」(87頁)

「…他人に迷惑をかけたならば、そのことを忘れてはいけない。また、他の人が自分に対して恩義を与えてくれたなら、そのことを
忘れてはいけない。しかし、他人に対する怨みは、いつまでも覚えておかずに、忘れ去るようにしなければならない。」(88頁)
「官位についていても、棒給ばかり貰って、人民を愛撫しなければ、それは役人の衣冠を着けた碌盗人(ろくぬすびと)である。」(93頁)
「学問に志す者は、一つの物事に対しておのれを戒しめ慎む心があり、…さっぱりとしてものにこだわらない…ことが必要である。」(98頁)
「…清廉潔白な人には、…清いという…評判は立たないものである。…評判が立つのは、実はまだ欲望の心が残っている証拠である。」(99頁)

「心の中が正しく物事を理解することができなければ、白日のもとにあっても悪魔の心が生じてくる。」(103頁)
「善いことをして…、…他人が知ってくれるようにあせる人は、…それがそのままとりもなおさず悪の根源である。」(105頁)
「苦しんだり楽しんだりして、…磨きあった結果が最高に達して幸福が成就されたなら、…やっと永続する…本物となる。」(112頁)
「ただぐずぐずと…過ごしてばかりいて、何ら奮起もしないような人間は、そのまま生涯少しの進歩もなく終わってしまう。」(115頁)
「人間は、ほんの少しの欲ばりの心が生じただけでも、…その人の一生の風格をすっかり台なしにしてしまう。」(116頁)

「…主人公すなわち…、…心の中正を保っていれば、内外の賊はそのまま変わって家族と同じようになる。」(117頁)
「まだ成就していない仕事の出来具合をあれこれと考えるのは、すでに完成した仕事を持続させることには及ばない。
また、すでにすんでしまった過失を後悔するのは、将来に起こりうる失敗を予防するのには及ばない。」(118頁)
「心にかたく守るところは厳正ではっきりしていなければならないが、だからといって激しすぎてはならない。」(119頁)
「…自分の非を隠すようなことをしないように心がけていれば、公の場所で行動する場合にそのことが役に立つ。」(123頁)

「…自己に執着する世界にいたならば、おのれを捨てたという高い志も、自分で自分を恥ずかしめているようなことになる。」(128頁)
「天は、…福に無頓着な生き方をする人に報いるために、この人物を正しい方向に導いてくれる。」(130頁)
「…自分の心を、いつも…広く公平にするようにしておけば、…自然にとげとげしくねじけた心はなくなる。」(137頁)
「文章も、技巧が最高の域まで上達すると、…ただぴったり合った表現があるだけである。」(142頁)
「…人の心を楽しくさせるような誘惑的な事柄は、…ほどほどにしておけば後に悔いることはない。」(145頁)

「…愛情もありすぎると、かえって害を生ずることもあり、与えることが非常に少なくても、…かえって喜びの気持ちを生じさせることもある。」(155頁)
「…身を苦しめ操を高くして、自分だけ一人で進む人には、いつまでも続くほんとうの志があるとはいえない。」(158頁)
「…自信を持ちすぎるようなことをして、自分のはやる心に動かされないようにしなさい。」(160頁)
「静かすぎてものも言わず、その心がわからないような人には、…自分の本心を語ってはいけない。
…自分だけは正しいと思い込んで、人の言うことを聞かないような人には、決して口をきいてはいけない。」(162〜163頁)

「…太陽のように明らかな節操や道義というものは、…人の見えないような目立たないところから養われてくるものである。…世界を
新しく変えるような国家の政策というものは、深い淵に臨み、薄い氷を踏む時のような慎重な行動から導かれ出てくるものである。」(173〜174頁)
「自分のすぐれた才能も、全部は出し尽くさないほうがよい。あまり出し尽くすと、才能は結局おとろえてしまう。」(179頁)
「才能があっても人徳のない人は、…家の中に主人がいなくなり、召し使いが勝手に振る舞っているようなものである。」(181頁)
「悪者を除き、へつらう者達をなくすには、彼らが出てゆくための一筋の逃げ道を作っておく必要がある。」(182頁)

「自分の言行を反省する人は、あらゆることがらにふれると、それがすべて自分自身の良薬となる…。」(189頁)
「物事は、…ゆっくりすれば、自然と明らかになることもあるであろう。あまり…急いでやって、人の怒りを招いたりしてはいけない。」(195頁)
「自分自身を練磨するには、くり返し練りきたえる金属のようにすべきである。速成したのでは深い修養とはならない。」(233頁)
「冷静な眼で人物を観察し、冷静な耳で人の言うことをよく聞き、冷静な感情で人の心を動かすものに対処し、冷静な心で道理を考えるようにする。」(247頁)
「…書物を読もうとする人は、喜びのあまり…小踊りするまで読み極める必要があり、そうしてはじめて、…ほんとうの意味がつかめる。」(258頁)

「君子というものは、…宴会などの楽しみの場所では、はめをはずしはしないかと恐れ気をつかうものである。」(264頁)
「色こまやかで若々しく美しいのは、あっさりとしていつまでも続くものには及ばないし、早く
成長するものはおそくじっくり成就するものには及ばないということは、まことに真実である。」(266頁)
「学問に志す者は、霊妙な心のはたらきを清澄明徹にし、胸中はすきとおって少しの曇りもない玉のようにしておき、物に触れ
見たり聞いたりするものがすべて、そのまま真理にほかならないことを、心にしっかりわきまえておく必要がある。」(275頁)
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投稿日: 3か月前 投稿者: カキチャン
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投稿日: 21か月前 投稿者: リンタロー
5つ星のうち 4.0 訳文が少しくどいかな
フォントもきれいで行間もゆったり、原文に振り仮名もついていて読みやすいのですが訳文が幾分無駄な言葉が多くてすっきりしていない分が多いかな。原文を口に出して読んで本... 続きを読む
投稿日: 2011/3/17 投稿者: 春の庭
5つ星のうち 5.0 深く考えさせられる
日々を生き抜くための教訓といったところなのでしょうか。
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投稿日: 2010/1/2 投稿者: スナックパン
5つ星のうち 5.0 論語と並ぶ名著
と言われているが、実は私は数年前までそのことを知らなかった。最近、書店で「菜根譚」が平置きされているのを見かける機会が増えたが、やはりその素晴らしさが改めて認めら... 続きを読む
投稿日: 2009/4/17 投稿者: プラチナ
5つ星のうち 4.0 加える 増やす 進む 昇る そんな一辺倒で良いの?
私は正直向上心が強い方だ。上がる事が好きだし、強くなる事が好きだ。増える事も好きだ
し(体重は別です... 続きを読む
投稿日: 2009/1/3 投稿者: 熱血!青年塾長!
5つ星のうち 4.0 自分でイメージをふくらませて・・
身近な事柄や自然の生業を通し、いかに生くべきかをさまざまな角度から論じた菜根譚。... 続きを読む
投稿日: 2004/1/2 投稿者: ヨーク水砂子
5つ星のうち 5.0 最高の処世訓
もうただただ最高です。最高の処世訓だと思う。いかに自分が高慢ちきであったか、考えなしであったか(まあ、いまでもそうだけど)、よくわかる。

いい本だ。

投稿日: 2003/12/31 投稿者: hpo
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