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菜の花の沖〈2〉 (文春文庫)
 
 

菜の花の沖〈2〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

江戸後期、ロシアと日本の間で数奇な運命を辿った北海の快男児・高田屋嘉兵衛を描いた名作が、大きな活字の新装版で一挙大登場!

内容(「BOOK」データベースより)

海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴たてて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが…。

登録情報

  • 文庫: 430ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2000/09)
  • ISBN-10: 416710587X
  • ISBN-13: 978-4167105877
  • 発売日: 2000/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 34,132位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
~嘉兵衛は自分の持ち船を得、さらには二艘めも…。
たんなる幸運のようですが、
それに至るまでの嘉兵衛の眼識や船乗りとしての技量の評価があってこそ、
ということを忘れるわけにはゆきません。

作者が興味を持った導入ともいえる、江戸時代の日本の海運事情や、
各地の産業の発達、船の機構などについても実に勉強になります。
ここまでくると、小~~説というより、
高田屋嘉兵衛の一生に準じて当時の経済と社会と和船について語られたエッセイ、
という感じも呈しています。
どちらにしても面白いから良いのですが。~

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出会い 2004/8/18
形式:文庫
淡路を飛び出した嘉平衛が多くの人々と出会い、成長していく場面が多く描かれています。
また、その中で素敵な言葉に触れることが出来ます。

◆-腰低くして来る者に煩き顔をするな。
⇒栄華を誇った北風家の家訓の一つ。

◆人の一生はわずかなものじゃ。わしはわがみを利することでこの世を送りとうはない。
⇒松右衛門帆を開発した松右衛門は儲けを自分のものにするのではなく、思想と意図が船乗りの難渋を救うということであった。

◆「世にいう欲深の人というのは、物狂いとかわらない。」

◆海でくらしていると、人間が大自然の中でいかに非力で小さな存在かと言うことを知る、

◆「人として天下に益することを考えずに、為すことなしに一生をすごすのは禽獣よりも劣る」

◆嘉平衛は、やがてかれの協力者になるであろう弟たちのために自分自身が学校であろうと思い定めていた。

◆「そういう誇りと気迫を内に秘めておけ。ただし、おもてはつつしみぶかく行儀よくせよ」

◆この時代の日本社会の上下をつらぬいている精神は、意地悪というものであった。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
文章が非常に精密さの為、読み進むのに時間がかかる。
司馬良太郎さんとじっくり向き合おうと覚悟を決めないと、イライラして、途中で投げ出してしまうかもしれない。
物語のリズム・スピードが「竜馬が行く」などに比べてやや落ちる。
雄大な物語を描くので、最初の原景を書き込むのに相当量が費やされてい。

バルザックなどもそうだが、文豪の筆は出だしはゆっくりしているらしい。準備が整うと一気に筆は縦横無尽に動き回る。
二巻は、じっくりと腰を据える頃合か?

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