小3の娘はヨーロッパ育ちのバイリンガルで、年齢相応のレベルの本では漢字が難しくて、
自分で読むほうは、そろそろ「日本語の本離れ」が気になり始めた今日この頃。
読み聞かせは生まれた時から続けているけれど、子供の年齢が上がるにつれ、
読み聞かせにくい文体の本が増え、親のほうも気分的に中だるみ。
そんな時に他の方たちのレビューを読んで、それでもあまり期待をせずに買ってみたら、
なんと!子供にも私にもうれし楽しい一冊。
一章毎に違う学校に登場する菜の子先生。
菜の子先生は必ず、ちょっと今ブルーかも…っていう子のところに現れて、
その子をあっという間に不思議の中に巻き込んじゃう。
決して、心温まる優しい慰めの言葉なんてかけないんです、菜の子先生は。
でも、最後には元気がわいて、落ちてた肩がグッと持ち上がるって感じ。
それから、読み聞かせるのに嬉しいのは、文体が非常に自然なこと。
一章を一気に読破するには、少し長めなんだけど、読みやすい文体のお陰で、
次々と進んで行くし、兎に角、内容が面白くて「じゃ、今日はここまでね」って
言いたくない、不思議で楽しい本。