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菊と刀―日本文化の型 (現代教養文庫 A 501)
 
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菊と刀―日本文化の型 (現代教養文庫 A 501) [文庫]

ルース・ベネディクト , 長谷川 松治
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

A recognized classic of cultural anthropology, this book explores the political, religious, and economic life of Japan from the seventh century through the mid-twentieth, as well as personal family life.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 375ページ
  • 出版社: 社会思想社 (1967/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4390105000
  • ISBN-13: 978-4390105002
  • 発売日: 1967/03
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 36,228位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 敵を知る? 2009/7/27
形式:文庫
 終戦直後の1946年、アメリカ人の人類学者:ルース・ベネディクトによる本書は、日本人の外面的な行動描写と、その行動背景にある日本人の基本的な考え方(日本文化の型)の分析から成る。

 本書は1944年6月に、著者が日本人はどんな国民であるかということを解明するために、文化人類学者としての研究技術を利用するように依頼を受けたもので、ちょうど太平洋戦争真っ只中、交戦中の日本人の行動原理を深く理解するという目的があった。まさに「敵を知る」ための重要な書であった。

 本書は文献調査だけでなく、日本人に対する直接ヒアリングに大いに依存しており、その詳細記述は確かにリアルで細かく、当時の日本文化論としては画期的な内容だったと思う。しかも、敵国の文化をできるだけ客観的に分析しようとしているのがひしひしと伝わってくる。

 もちろん意義を唱えたくなる点もあるが、当時の時代背景とアメリカ人による比較文化論であることを考慮に入れても、今読んでも十分楽しめる内容になっているのは確か。アメリカ文化を基準に、様々な相違点が述べられているので、非常に意味わかりやすい。

 詳細内容は割愛するが、「国際間の摩擦と不和とは民族相互間の理解の欠如から起こる。」という著者の信念のもと、よくここまで、調査・分析できたなと感心できる内容に仕上がっている。

 急激に押し寄せる西洋化の波の中で、日本文化を西洋に紹介しようとする日本人による名著、新渡戸稲造著『武士道 』(1899年/明治32年)、岡倉天心著『茶の本 /The Book of Tea』(1906年/明治39年)、内村鑑三著『代表的日本人 』(1908年/明治41年)は間違いなく参照されているだろう。
このレビューは参考になりましたか?
43 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jam4
形式:文庫
日本人の民族性を、文化人類学を援用して分析し、その行動の裏側にある心理的な裏づけについて述べている大作です。最も印象的かつ衝撃的であったのは、日本人にとって空気のように当たり前で自然に思ったり感じたりしている、恩、義理、人情、恥、などの概念がアメリカには無い、というところです。そして更にそれら概念の心理的な構造を明らかにし、アメリカ人はそんなものが無くても、普通に暮らして行けているのに、日本人はそれら概念に生まれつき苦しめられている、という点です。もちろん21世紀の、特に都会では、それら概念が希薄になりつつあるとはいえ、やはり日本人同士のコミュニケーションの現場では、意識にのぼらない意識として常識化していることを考えれば、本書の存在意義は今も絶大だと思います。また、出てくる事例が古い(第二次大戦前の日本の状態である)ので、ある意味昔の日本の文化的な歴史を知る本としての意味もあります。

余談ですが、本書は通常、日本人論あるいは日本社会論を著した本、と捉えられていると思いますが、私がこの本で最も刺激的で楽しかったのは、日本以外の文化(主に著者の国であるアメリカ)について、断片的ながらもその様子を知ることが出来たことでした。

このレビューは参考になりましたか?
40 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 半世紀の間甚だしく誤解された本 2002/8/16
形式:文庫
学界の権威者に「この本にはいろいろな価値もあろうが学問的価値だけは無い」と罵倒されたり、また別の人たちからは「古典」だと言われたりしましたが、誰も本当のところがわかっていなかったようです.この本で論じられているのは、日本人が昔から知っていた「義理」や「人情」ではなく、誰一人知らなかったものです.それからもう一つ大切なのは、そこでは人間の無意識の領域に関する議論がされているということです.これらの事がわかれば、これまでの最高の賛辞でさえダ・ヴィンチのモナ・リザを一千万円と値踏みするようなものであったことが分かります.この本は、ダーウィンの「種の起源」と比べても少しも見劣りしません.ただ、残念なことに、大切なところにいくつかの誤訳があります.最後に重要な注意をしておきますが、これを読む前にベネディクトの『文化の型』を読むべきです.「文化の型」とは何であるかがわかっていないと『菊と刀』を読んでも理解できません.
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5つ星のうち 1.0 他の菊と刀で、修正1周間。編集者が応じない。
ベネディクトの方法の程度の低さ、意図的な捻じ曲げ、誤った結論を、以下で指摘しておきます。アメリカの、当時の社会状況は次のようでした。対外的には、日本が国際連盟に提... 続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: i
5つ星のうち 4.0 日本人のメンタリティについてまとめあげた超有名作
... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: かっちー
5つ星のうち 5.0 日本人との違い
海外からみた戦後日本とはどのように見えたのかを勉強できます。
著者はなるべく冷静に日本人を分析しようとしているように感じました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 旅行計画者
5つ星のうち 5.0 よく知らないことで客観的な評価ができるんだなー
この著者は日本に来たこともないアメリカ人だが、軍からの日本文化解析の要請を受け、在米の日本人と話し、日本の文献を読むことで、日本人の報恩や義理の概念を見事に分析し... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: ビンゴ
5つ星のうち 5.0 日本人ってめんどくさい・・・と思うかも
... 続きを読む
投稿日: 2011/2/16 投稿者: カーマイン
5つ星のうち 2.0 日本人は、白人の日本人論は何でもありがたがる
アメリカ文化人類学の先鞭としての価値はあるけれど、アメリカでは今ではこの本に学問的価値はないそうです。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/4 投稿者: eternalwind
5つ星のうち 5.0 日本文化の精神構造を読み解く。
アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクト(1887〜1948)の名著『菊と刀』から、日本文化の歴史的な深層心理を学ぶ。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/23 投稿者: ビタミン・トム
5つ星のうち 1.0 露骨な反日プロパガンダ本
作者は、1944年、大東亜戦争末期に、アメリカ政府の諜報機関だった戦時情報局から、日本研究を依頼され、戦時下のアメリカの日本人収容所に入れられていた移民を研究対象... 続きを読む
投稿日: 2008/6/21 投稿者: 日本髪
5つ星のうち 4.0 さすがロングセラーです
「罪の文化」と「恥の文化」の語源と「罪」と「罰」に関する考え方を知りたくて読んでみました。60年も昔の本なので今さら読んでもなーと思いつつも話の種にと思ってチャレ... 続きを読む
投稿日: 2007/12/3 投稿者: フィアット
5つ星のうち 5.0 国家の品格よりもいい
社会科の教科書に「わび・さび」見たいな話で有名であったような気がしますが、ほとんどそんなことはなく、アメリカの日本占領政策に際し、日本を調査した論文という位置づけ... 続きを読む
投稿日: 2007/11/3 投稿者: 後生畏るべし
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