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菅江真澄遊覧記〈2〉 (平凡社ライブラリー)
 
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菅江真澄遊覧記〈2〉 (平凡社ライブラリー) [文庫]

菅江 真澄 , 内田 武志 , 宮本 常一
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

真澄の旅、本巻では岩手、青森から北海道へ。その観察眼はますます冴え、自然・暮らし・習俗を克明に描いていく。第1巻、大好評発売中!

内容(「BOOK」データベースより)

みちのくを行く真澄は念願の平泉へ。さらに心中期すのは蝦夷地への旅である。天明八年、津軽を出てついに松前に上陸。アイヌ語の習得にも力を注いだ真澄の観察眼が、蝦夷地の人々の生活を今に伝える貴重な記録を生む。天明六年から寛政三年の日記六篇を収録。

登録情報

  • 文庫: 363ページ
  • 出版社: 平凡社 (2000/05)
  • ISBN-10: 4582763413
  • ISBN-13: 978-4582763416
  • 発売日: 2000/05
  • 商品の寸法: 16.2 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 557,257位 (本のベストセラーを見る)
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By @poor work トップ500レビュアー
形式:文庫
菅江真澄は17世紀末から18世紀初頭にかけて、主に奥州を歩いた漂白の旅人。

土地の民俗・文化を驚くほど詳細に記録し、当時の風景がよみがえってくるかのよう。

橘南谿、高山彦九郎等近い時期に私人として同じ土地を歩いた人物は数多いものの、

真澄の遊覧記ほど詳細を極めたものはない。

温厚な人柄がにじみでるような、たおやかな文体にも好感が持てる。

平凡社ライブラリーからこの遊覧記が全5冊で出版されており、

これはその第二集。全編現代語訳。

「かすむ駒形」「はしわの若葉」「岩手の山」「外が浜づたひ」「えみしのさへき」「えぞのてぶり」

という岩手から外が浜伝いに蝦夷地に至った5編の紀行がまとめられている。

この巻で特に面白いのは「外が浜づたひ」における幕府巡見使とのニアミス。

幕府のお役人を迎えるにあたって右往左往する土地の人々の姿が描かれている。

この巡見使には古川古松軒が地理学者として随行しており、彼の筆による「東遊雑記」に、

巡見使側の足跡が記されている。

あくまで庶民の視点である真澄と、巡見使としてお役人の視点に立つ古松軒の紀行を

読み比べて見ると、その対比が非常に面白く興味深い。

前編現代文に翻訳されているので、誰でも問題なく読める。

東北の人や民俗学を志す人は勿論、一般の人にもお勧めしたい。

日本の昔を庶民の体温で感じられること請け合いである。
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