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荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
 
 

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書) [新書]

荒木 飛呂彦
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (47件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へ大きな影響を与えている。
本書ではそんな著者が、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!

内容(「BOOK」データベースより)

荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/6/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087205959
  • ISBN-13: 978-4087205954
  • 発売日: 2011/6/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (47件のカスタマーレビュー)
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By voodootalk 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
2011年6月22日リリース。荒木飛呂彦がこよなく愛すホラー作品を100作リストアップ(正確には『ぼくのエリ 200歳の少女』と『ミッドナイト・ミート・トレイン』の2作が追加されて102作)し、氏独自のカテゴライズによって熱く語られる。巻末にはこれらの作品の詳細な時系列リストも添付されている。

まず『荒木飛呂彦の選ぶホラー映画 Best20』が最初にどーんと表示される。このあたりも荒木飛呂彦らしいなぁ、と思う。全部書くとネタバレになってしまうので書かないが、やっぱりクリエーターらしい視点で選ばれていて、作品の『創り込み』に重きが置かれているのになるほどと感心した。特に共感したのは『ナインスゲート』を第5位に持ってきたところ。200ページあたりには岸辺露伴と『ナインスゲート』の意外な関係についても触れられていて、ジョジョ好きには読み逃しできない内容である。

『創り込み』についてのクリエーターらしい分析は、例えば第7位にあげている『リング』についてもTV版としていて、映画版、TV版、リメイク版各々を詳細に分析していて実に面白い。リメイクについても様々な視点から比較分析しているところも興味深かった。

あとがきに登場する言葉、『芸術作品は『美しさ』や『正しさ』だけを表現するのではなく、人間の『酷さ』だとか『ゲスさ』とか、そういった暗黒面も描き切れていないと、すぐれた作品とは絶対言えません。』という言葉に、荒木飛呂彦氏の作品が重なり、やはりすばらしい作品を生み出す人というのは、たくさんの作品を多面的かつクールに分析し、再構築して自分のものとしているのだなと思った。少なくとも観ていない作品は是非観たい、と思ってしまう映画論である。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 黒連星 トップ1000レビュアー
形式:新書
ジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦先生が100作のホラー映画について語ります。
「奇妙なホラー映画論」、と言いますが、書いてある内容はいたって普通。
取り扱われる作品もエイリアン、死霊のはらわた、13日の金曜日、スクリーム、シックス・センス・・・・とメジャーなものが多く、そこまでディープな内容ではありません。
本書が重要な意味を持つのは僕らが大好きな荒木先生がどう映画と向き合い、何を感じ、そこから何を吸収して、今に至るかを感じ取れる点にあります。
先生の作品は言うまでもなく、多くの不死身の超人やゾンビや吸血鬼が登場するのですが、そうしたモチーフを取り扱う表現者としての心意気みたいなものをひしひしを感じ取ることができました。
荒木先生のファンブックとしても、ホラー映画論としてもなかなか面白いものになったと思います。

個人的に嬉しかったのは、僕の大好きなトンデモホラー「バスケットケース」を100作の中に選んでもらえたこと。
また「アイアムレジェンド」は後半の物語の破綻が激しいなあと思ってたので、その点も意見があって嬉しかったです。

ということで★4つ
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 服部弘一郎 トップ500レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
「ジョジョの奇妙な冒険」の著者である荒木飛呂彦が、ホラー映画について書き下ろした本。『ただ「美しい」「正しい」だけの作品には、決定的に「癒し」の要素が不足している」(あとがき)という著者が偏愛するホラー映画およそ100本ほどを俎上に載せつつ、ホラー映画の魅力を縦横無尽に語っている。最初のテーマとして取り上げられているのが「ゾンビ映画」というのが、いかにも「我々の世代」のホラー映画ファン。僕の少年時代はホラー映画と言えばドラキュラやフランケンシュタインが王道で、ゾンビはあくまでも小さな脇役でしかなかった。それが今はゾンビこそホラー映画の主役。著者はその魅力をゾンビの徹底した無個性・没個性にあると述べていて、これはまさにその通りだと腑に落ちる指摘。このゾンビ論だけでも、この本を購入して読んだ価値があるというものだ。

 著者によるホラー映画の分類がなかなかユニーク。ゾンビ映画からはじまって、「田舎に行ったら襲われた」系ホラー、ビザール殺人鬼映画、スティーブン・キング・オブ・ホラー、SFホラー映画、アニマルホラー、構築系ホラー、不条理系ホラー、悪魔・怨霊ホラー、ホラー・オン・ボーダーというのが各章のタイトル。これがだいたい映画のジャンル分けに相当する。このうち「田舎に行ったら襲われた」系ホラーや構築系ホラーというのは、ネーミングも含めて僕の中には存在しなかったホラー映画の概念だった。この本では取り上げられていないのだが、じつはブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」も「田舎に行ったら」系だということに気づく。

 映画研究本や評論本ではなく、あくまでも映画ファンによるエッセイ。著者が人気マンガ家だということもあり、おそらくほとんどの人にとっては、荒木飛呂彦という作家の創作の源泉を探るという意味で興味深い本になるのだろう。しかしこれはホラー映画ファンにとっても、新しい視点を教えてくれる優れたエッセイ。これを読むと「あの映画にはこんな見方があったのか!」という新しい発見が得られることと思う。
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最近のカスタマーレビュー
普通のエッセイ
ホラー映画がそこそこ好きな著名人の本、という域は出ていない。
有名なタイトルばかり出てくるので、映画初心者には楽しめるだろう。
投稿日: 2か月前 投稿者: グエムル
元ネタがわかった所でまったく評価の揺るがない 荒木先生の作家性の強固さを逆証明したファン必読の書
僕は『ジョジョの奇妙な冒険』を荒木先生の
『最近こんな面白い映画を観たよー!レポ漫画』と思って読んでいるので、... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: みじんコP
同じ趣味の人がいた!ってな感じ
僕の好きな作品と荒木氏の好きな作品がかなり同じなのでちょいと嬉しかった。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Koo
ホラー映画をまとめて観たくなります
実は私は荒木氏の漫画は苦手で読んでいないのですが、ホラー映画好きなもので
ついつい手に取り買ってしまいました。これが当たり!... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: しゃもん
ホラー映画入門書としても
荒木飛呂彦のホラー映画論ということですが、普通にホラー入門書として読んでも面白いです。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: みそ
恐怖と向き合う力を身につける
あまり積極的にホラー映画は観ないのですが、
たまに観たくなって、映画の中での残酷描写に癒されていることがあり、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: toZ
ジョジョ好きは、読んでください
各ホラー映画について、
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投稿日: 8か月前 投稿者: abysomali
オーソドックスなホラー映画論です
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投稿日: 8か月前 投稿者: いせむし
ホラー、それは「癒し」
荒木飛呂彦って、あのクドイ作風からは想像できないほど、爽やかな人だった。いや、そんなことは以前から知っている。ぼくもジョジョの大ファンなので。もちろん、文章にもそ... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: myakos
ホラー映画への…
荒木先生の愛が伝わってきます(笑)他の方も書いておりますが、映画論といいよりは色々な作品のレビューとして考えたほうがよいと思います。個人的には「ホラーは癒し」この... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 新田
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