『荒川アンダーザブリッジ』1巻。
「他人に借りを作るべからず」を家訓とする市ノ宮行は、とある少女に助けられたお礼に恋人として荒川の河川敷に住むことになる。そこには、経験したことのない未知の領域が広がっていた・・・。
良い雰囲気、良いテンポです。
荒川の河川敷に住む変な住人たちとの交流を描く物語です。主人公の行は村長に「リクルート」と名付けられ、ニノさんたちとこの生活するのだけど、リクの常識はここでは役に立たず、住人たちの奇行に振り回されます。その驚きやとまどいはリクとしてはけっこうマジな「・・・え?」なのに、視聴者から見れば「・・・え?(笑)」というその常識破りな行動に、思わず笑ってしまうのがこの作品の面白いところ。村長がカッパだったり、星の被り物をした青年など見た目だけでもインパクト大ですが、キャラクターとしても非常に個性的。原作は4巻まで読んでましたがそれでも楽しめたのは大きい。アニメスタッフが力を入れているのが伝わってきました。1話はリクとニノの衝撃的な出会いと目立ちすぎる村長が必見。
ひとことで言えばシュールギャグアニメ。
ですがその中で住人たちとの生活、ニノさんとの何気ないやりとりを通して超現実主義のリクルートが変わっていく姿も描かれています。この荒川の橋の下でリクが遭遇する数々の事象が、どのように彼に影響するのかも興味深い。ともかく個性派勢揃いなのでおすすめです。
☆
DVDではオープニングがちょっと違ったり、話の構成も変更されたりと変化しています。
コメンタリーは収録や演じ方についてどんだけ苦労してんだよ(笑)!!ってぐらいの話を聞けます。