出版社/著者からの内容紹介
チンギス・ハーンは中世モンゴル社会の強力な族長の子として生まれたが、9歳のときに父が毒殺されてから運命が変わる。当時のモンゴルでは、隙のある部族、弱小の部族に対しては、殺戮のうえ財産すべてを奪い、女・子どもだけを奴隷にするという徹底した弱肉強食の掟があったからだ。
母と弟たちを守りつつ、迫りくる刺客から逃れて、奇蹟的に命を落とさなかったチンギス・ハーンは、やがてモンゴル高原に群雄割拠する何十万という遊牧騎馬民族を切り従え、ついにハーンの座を手に入れる。
その後も東は中国の金、西はウイグル、西遼、ホラズムといった大国を征服し、ついにユーラシアの覇者となったチンギス・ハーンは推定で72歳の生涯を終える。
文字を持たないモンゴル族がなぜ世界帝国を築くにいたったのか。モンゴル軍団の強さの秘密とは何か。そしてチンギス・ハーンが後世に残した最大の功績とは。モンゴル建国800周年に贈る会心の大河小説。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
チンギス・ハーンは、なぜかくも広大な「世界帝国」を築き上げることができたのか―九歳の時に父を殺されながらも己の部族を守りぬき、モンゴル高原に群雄割拠する遊牧騎馬民族を、圧倒的な政治力と指導力で統一したチンギス。並外れた戦略眼と軍事力で、全ユーラシアを席捲した男の真実の姿とは?「蒼き狼」と呼ばれた男の破壊と創世の生涯を、手練の歴史作家がダイナミックに描く大河長編。