本書は9世紀初めの茶の伝来から昭和の久松真一まで、鍵となる人物に焦点を当てながら追っていく茶の湯の歴史を解説したものです。
文章はとても優しくて読みやすいですし、茶の湯に関する知識が全く無い人でも本当に楽しく読めますよ。
正直私も漫画『へうげもの』でお茶の世界に興味を持ったぐらいのものでしたがめちゃくちゃおもしろかったです(笑)
茶の湯に興味がある人にオススメなのはもちろんですが、著者はあとがきで「茶の湯ほど日本文化をその中に凝縮してもっているものはない」と書いています。
日本文化は好きだけど今まで茶の湯については敬遠していた、なんていう方にもピッタリなのではないでしょうか。
きっと日本文化についてより深く考えるキッカケになるのではないかと思います。