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茶わん眼鏡で見た京の二十四節気
 
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茶わん眼鏡で見た京の二十四節気 [単行本]

麻生 圭子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

町家暮らしで京に魅了された麻生さんが、あるご縁で茶の道に。清水焼の茶碗を眼鏡にすると京の奥深さが見えてくる。これから夫婦でゆったり暮らしたいと思っている人へ。これぞ究極の「和」のスローライフ入門!

内容(「BOOK」データベースより)

夫婦で都の「奥」を覗くと…。町家暮らしの麻生さんが、ふと出会ったお茶の道。季節、歳事、花、歴史、もてなしの心、和菓子、懐石、建築、伝統工芸…和の生活文化が凝縮された稽古を重ねると、まなざしが観光から探訪に変わり、京の景色が透きとおる。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社出版局 (2007/6/25)
  • ISBN-10: 4532166004
  • ISBN-13: 978-4532166007
  • 発売日: 2007/6/25
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
本書は、NIKKEI NETに連載した「麻生圭子の茶わん眼鏡で見た京都」(平成18年4月14日から平成19年4月13日)を編集し直して1冊にまとめたものです。

京都の町家在住のエッセイスト・麻生圭子さんのこの作品は、茶の湯の嗜みを通して見た京都の歳時記のような雰囲気を持った随筆でした。二十四節気という移り変わる季節を通して京都の風物を大切に綴られたもので、伝統文化の奥深さを知ることができる内容です。

京都に引っ越しした当初のエトランゼ気分のエッセイからは大分変化しており、この作品は岡部伊都子さんの随筆のような趣が感じられ格調の高い仕上がりとなっています。ガイドブックの知識とは一味違う、知っているようで知らない京都の魅力を再発見する切っ掛けになる内容が含まれていました。

本書の内容です。
立春 節分に吉田神社で鬼を見た
雨水 山紫水明、鴨の流れと手をつなぎ
啓蟄 東風吹かば土も目覚め梅花祭
春分 彼岸前、嵯峨の釈迦堂お松明
清明 花篝、桜の下で春酔わん
穀雨 藤の花のような雨、香りを聞いた東福寺
立夏 夏が立ち風匂うわが家の茶室
小満・芒種 音のしずく心の調べは実相院
夏至 昼長し茶わん坂で土を見る
小暑 祇園祭で陰翳礼讃に出会う
大暑 懐石と茶懐石と懐石料理と
立秋・処暑 六道の辻に迎鐘、送り火に秋は来ぬ
白露 鱗雲、井戸のつるべに風の露
秋分 彼岸花、清水寺の水をいただきに
寒露 観月茶会、犬と尺八、瑞峯院
霜降 日々の家事、水屋仕事
立冬 はじめての亭主、母の傘寿の茶会
小雪 鷹峯、紅葉、光悦、常照寺
大雪 錦市場、夫婦で料理の稽古に通う
冬至 太陽が縮みて柚子風呂に入る
小寒・大寒 初釜で学ぶ和の菓子和の心
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By 993改 #1殿堂 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
「東京育ちの京都案内」で「京都本」をスタートされた麻生圭子さんの最新刊です。面白いタイトルですが、圭子さんが、NHKの「趣味悠々」に出演された時以来、茶の湯に関心を持たれたとかで、「茶道の世界を通して見た京都」といった感じの内容です。
さて、その茶道ですが、圭子さんの京都本に、新たな魅力を吹き込むことになったようです。ここ、最近の著作では、やや、京都礼賛的なものも多く、初期の、やや斜に構えて、京都を見られていた時の本の方が面白いなあと思っておりました。ただ、この本では、茶の湯の世界に足を踏み込まれたことによって知りえた、一般人では知れない深い京都の世界を、いつもの軽妙な文体で紹介頂いており、私のような京都出身の者でも、「へぇ、そうだったのか」と思うところの多い本でした。
今後の圭子さんの著作も、楽しみになった、新境地に入られた圭子さんの1冊です。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
面白いタイトルにひかれて読んでみました。「茶わん眼鏡」とは、茶の湯で培った心の目のこと。京都に移り住んで12年目になる麻生さんが、この「茶わん眼鏡」という心の目を持ったことで、ようやく観光者から探訪者になれたそうです。そして普段「立春」「立冬」くらいしか文字面でも意識してない「二十四節気」という一年二十四のこまやかな季節折々が京都のたたずまいとあいまって、読んでいると不思議に静かな気持ちにさせられました。これまでなかった類の京都本です。
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