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茨の木 (幻冬舎文庫)
 
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茨の木 (幻冬舎文庫) [文庫]

さだ まさし
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

仕事を辞め、妻とも離婚した真二のもとに、喧嘩別れした兄から、突然父の形見のヴァイオリンが届く。難病を抱えた兄の想いをはかった真二はヴァイオリンの製作者を求めイギリスを訪れ、そこで出会ったガイドの響子に、初恋の女性の面影を重ねる。多くの親切な人に導かれ、辿り着いた異国の墓地で、真二が見たものは…。家族の絆を綴る感涙長篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

さだ まさし
1952年長崎市生まれ。國學院大学中退後、72年に「グレープ」を結成。「精霊流し」「無縁坂」などが大ヒットする。グレープを解散後、シングル「線香花火」でソロデビュー。2002年の初小説『精霊流し』は映画化もされ、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 379ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/4/12)
  • ISBN-10: 4344416511
  • ISBN-13: 978-4344416512
  • 発売日: 2011/4/12
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 97,323位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 87
形式:単行本
昨年の九月に急逝した父の遺品としてヴァイオリンが「形見分け」のつもりだろうか,兄の健一郎から,真二の元へ届いた。福岡市の早良区にある実家は酒屋であり,兄は父の跡を継いで4代目である。昨年の春の終わりに実家へ帰郷した際,兄と実家の経営についての酒の勢いもあり,口論となって実家を飛び出した。「もう来んでよか」それが最後に聞いた父の一言となった・・・

上記のヴァイオリンの出生を求めにイギリス,スコットランドを巡る旅を描いた物語である。その旅の中で家族の絆などを再認識するという話であるが,ラストに関して多少ばたばたとしてもう少し余韻を残してくれた方がいいと感じる反面,中盤が少しゆったりしすぎていたような気もする。しかし,思わず涙してしまう場面もあり,人前で読んでいたためこらえるのが大変であった。全般的に読みやすい本でもあり,感動作であることは間違いないのではないかと感じた。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のりちゃん VINE™ メンバー
形式:単行本
待ちに待った第4作目登場です!早速1回読みました。やはり主人公を取り巻く人の死や病気が主人公を意外な方向へ導いていきます。タイトルの「茨の木」がどう関わってくるのか導入部からどんどん惹きつけられてしまいます。小説は体験を元にして書くことがあると聞きますが今回はさだまさしさんが自身のバイオリンのルーツをたずね、実際にスコットランド・グラスゴーを訪れた実話をベースにしています(TV番組や媒体を通じその経緯や結果を知っていましたがどう活かされるのか楽しみでした)。そのせいか虚構性が過去の小説に比べ若干薄い気がしますが、その時の強い感動が表現を変えて伝わってきます。興味のある方はその体験談と照らし合わせ乍読まれると良いと思います。今回映画化はどうでしょう?
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
茨の木 2008/5/26
By ヒデ
形式:単行本
さだまさし第4作目の小説です。

あらすじは,すでに書かれているので省略しますが,著者が所有するヴァイオリンの制作者捜しの旅(実話)がモチーフの一つとなっています。
この物語に登場する人物は,みんな心根が優しい。自分のことをさしおいて,他人の幸せを第一に考えてしまう人ばかりです。
涙なしに読めないし,読後感がすっきりしているのも特長です。
人の生き方,人と人との関わり方はそんなに単純ではないかもしれないけれど,肉親でもない相手をかばうために(たとえほのかな好意があったにせよ),無意識に銃弾の盾になれる主人公のスタンスに共感を覚えました。
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