茂木先生のやっつけ仕事?な一冊という印象。後半に進むにつれ、話す内容もかなりいい加減になっていく、もはや学者の茂木先生ではなく、ただの茂木氏が楽屋で石田氏と話してるだけ、という印象。単なる対談本の域を出ない内容で、本にする理由を見つけられない。TVで見れば済む内容です。
TV番組に1300円を払わせる講談社に不信感を覚えました。ネットでなければ買いませんでしたね。。石田氏×positive thinking×茂木先生の融合を期待しましたが、とてもその辺の記述や分析は弱い。アイデアが面白いし、売れればいい、という講談社の意図を強く感じます。
茂木先生と石田純一との話がかみ合っているようでかみ合っていない。各所で石田氏は分かっていないのに分かったフリをしてる箇所がある。
石田氏は、付け焼刃の知識で日本の今後や世界情勢について語ってみせるが、TVで聞いた様な一本調子の一般論のコピーでとても自分の意見とは思えない。
やはり、彼は「芸能界でずっと生きてきた人間」。世間のことなんか興味はなく、まったくモノを知らない(食べることや女については詳しいのだろうが。。)。
本書を読んで透けて見えたことだが、石田氏は快楽主義者でかなり計算高い。東尾さんとの結婚についても、遊ぶだけ遊んだ後に、56歳になり、自分の老後の保証を考えて遂行したのだと想像できる。東尾氏が名野球選手(財力あり)、東尾さんがプロゴルファー(遠征が多く浮気はしやすい)。そのような相手と結婚したのは無邪気な動機からではないことは明らか。芸能界というところのヤクザさ加減を、色物キャラの石田氏にも垣間見ることができた。彼が芸能界を生き抜けた理由はその辺にあるのだろう。