一般向けの作品でエロを表現、楽しむには2つの方法があると思います。
1.ぢたま某『Kiss×sis』や東雲太郎『キミキス』のように、問題になる局部よりも人物の表情や科白などでなりたつ、ムッツリ型。
2.彩画堂『派遣のむうこさん』のように必要最低限を隠して体勢やらなにやらをそのまま描く、ギリギリ型。
本作は、どちらかと云えば後者のギリギリ型かと思います。
しかし、18禁と一般の違いに人物(設定)の描写の有無もひとつだと思いますが、本書はギリギリ型にしては登場人物の描写もそれなりにあり、行為に到る展開(設定,描写)そういう副次的な要素、所謂シチュエーション(状況)萌えの方であれば先ず楽しめるでしょう。
結局、主役である女性の素性みたいなものは描かれませんが、男女関係での紆余曲折は、エロ要素を楽しむものとして充分に程よく描かれていますし、人によっては18禁,一般どっちつかずの作品と評するかもしれませんが、カラー数頁、白黒頁ともに荒れることもなく、徹頭徹尾画質(絵柄)は保っておりますので、表紙に惹かれたのならば騙されたとは思わないでしょう。
星4つなのは、1冊で完結しているので脇役の絡みが疎かだったためです。
一般にしてはギリギリ、そして、18禁よりも控えめなシチュエーション(状況)萌えを楽しみたい人に御勧めです。