映画、「苺とチョコレート」の原作です。
共産党の小さな革命戦士、作家志望の青年ダヴィド。そして、あふれる芸術に囲まれた、アーティスト(学者?)の青年ディエゴ。
ふたりの交流を、清々しいラストとともに描いています。
映画でも、同じセネル・パスが脚本を担当しているので、原作とのギャップなく楽しめます。
映画のほうでは、あまり書き込まれていないエピソードがわかったり、その逆があったりと、映画を一見した方にもおすすめです。
ゲイの青年ディエゴが登場しますが、映画のほうでは、そちらのほうに関心のない、むしろ抵抗のある人にもおすすめということでした。原作も、ストレートの主人公ダヴィドの視点を通して描かれているため、垣根の低い(低俗なという意味でなく)作品になっているように思われます。
含蓄のある言葉をすばらしく訳した翻訳ですが、部分的に読みづらいところがあるので星4つにしました。