本作は空の軌跡三部作のラストに当たるゲームです。
廉価版なのでお求めやすくなっていますが、必ず空の軌跡FCとSCをクリアしてから本作のプレイを開始してください。
前二作は小国リベールを舞台に、幾つもの組織や人々の思いが交差しながら展開していくスケールの大きなお話でした。
本作は後日談ですが、その後のリベールを旅しながら話が進むわけではなく、新たな事件を通じてSCまでに描かれなかったある人物の問題を解決するという小さな規模のお話になっています。
展開の仕方が今までと大きく異なるので、あくまでオマケやファンディスクと割りきってプレイした方が楽しめるのではないかと思います。
基本的には街はなく、ずっとダンジョン攻略なのでNPCとの会話はありません。
ダンジョンに「扉」と呼ばれる物がいくつも設置してあり、そこでサブエピソードやミニゲームが楽しめるようになっています。
買い物は「石碑」と呼ばれる自販機の様な物で行いますが、フィールド時はいつでも石碑や扉の場所に転移する事が可能なので結構快適です。
クオーツシステムやATバトルはほぼそのままで、プレイする際に当たって覚える事は殆どないはずです。
バトルはFCやSCに比べて少し難しくなっていますが、敵の強さ以上に味方にも一部インフレを起こしているレベルの強いキャラがいますので後半はむしろ楽になると思います。
サブエピソードの中には次回作である零の軌跡への繋がるものがあるので次回作以降もプレイする予定のある方は必ず見ておく事を勧めます。
というよりメインシナリオよりサブの方が楽しめるのではないかと…。
BGMは洗練されていてイベント、バトル、フィールドとどれを取っても言う事なしの素晴らしい出来です。
全体の平均点ではFC、SCを超えたと言っても良いのではないかと思います。
PSPに移植されるに当たってのネックはロードでしたが、本作は街の探索が無い分ロードも許容範囲でした。
空の軌跡ユーザーならプレイしても損はないと思います。