ネットで話題になっていたので購入しました。
多少の期待はあったのですが、読んでみて正直がっかり。
「日本人の英語の発音がネイティブ並みになる革命」という割には、
・著者の発音がネイティブと同じには聞こえない。
CDに録音されている著者の発音は日本人としてはいいと思いますが、全体を通して聞くと私の耳にはネイティブと同じようには聞こえません。試しに米国人の友人数名に聞いてもらいましたが"Nice try, but he doesn't sound like a native speaker."ということでした。(まぁ、理解に苦しむほどではないそうです。)
・「書いてあることは簡単」というが実際は解読困難。
”簡単で実践しやすい”というのがウリだったようですが、意味不明な用語が多すぎてよく理解できませんでした。難解な用語を使う音声学を否定していますが、音声学のほうがずっとマシです。「ゲップポップ」や「アクビポップ」などは「実際にできているのか」を確認するための方法だそうですが、これらのことがきちんとできているのかを確認する術はないので、結局のところ読者は勘のいい人以外路頭に迷うことになります。
・「CDをマネしてください」って、、、
この本では本と喉の使い方を学んだ後、たとえばrとlの違いの部分で「Lはどこどこで発音し、Rはどこどこで発音します。しかし、それだけが違いではありません。CDを真似てください」という旨のことが書いてあります。耳で聞いて違いがわからない人の場合は真似しようとしても違いを生み出せないのでは。「舌の位置などは関係ありません」と書くんだったらせめて舌を使わずにどうすれば真似できるのかくらい書いてくれないと。
結局のところ、大半の人にはオススメできないです。上のレビューを読んだ上で、それでも興味があればやってみては。まぁそんなに高い出費でもありませんし。ただ内容を鵜呑みにしてはいけません。