電化製品の仕様は国内に特化しすぎだ、留学が減っているなど例をとり上げ、
これからの自身の成長方法・計画は、グローバル化を視野に入れるべきだというのが著者の主張。
英語力+体力+専門力+適応力がキーワードといっている。
確かにそうかもしれない。しかし、私はグローバル化は嫌いだ。銀行の新BIS規制しかり、
企業の株主への利益還元の偏重しかり、スポーツに至ってもオリンピックのノルディック複合競技のルール変更しかり、
それで得をした日本人というのはどれだけいるというのだろう。一握りの長者を生み出し、
結局多くのサラリーマンは、給料が減ったではないか。
わたしはグローバル化なんて、所詮一部の超特権階級の人種が(あえて書かないが)、
世界の「羊」を奴隷化するための戦略にすぎないと思っている。
だから、時代の流れだと諦めたくない。少子化で国内市場が縮小するというなら、
日本人がもっと子供を産み・育て働きやすいように、政治を変えていくべきだし、ガラパゴス化と揶揄
されようが、かゆい所まで手の届く、きめの細かい日本人の繊細な能力は
電化製品の開発に生かされるべきだと思う。この20年、世界からいいように日本を変えられ、
日本人のエネルギーはどんどんなくなってしまった。グローバル化に魂を売るのも人生。
グローバル化に抵抗するのも人生。私は後者でありたいと本書を読んで強く思った。