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英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ)
 
 

英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ) [新書]

市川 力
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

国際社会を生き抜くために必要な「本物のコミュニケーション能力」とは何か。教育学博士の著者は、のべ13年間アメリカに滞在し、1000人の「帰国生」に学習指導する過程で、発音はぺらぺらでも授業を理解する英語力を身に付けられなかったり、日本語を喪失してしまったりする悲劇を目の当たりにした。この経験をふまえて、日本で進む早期英語教育の現場を徹底取材し、警鐘を鳴らす。終章で親が留意すべき一○のポイントを提案する。

内容(「BOOK」データベースより)

英語も日本語も身に付かない「帰国生」を数多く指導した経験をふまえ、著者は早期教育の現場をルポし、警鐘を鳴らす。国際社会を生き抜くために必要な力を問い、それを養う方策を提案。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2004/02)
  • ISBN-10: 4121501209
  • ISBN-13: 978-4121501202
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
36 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 一瞬
形式:新書
小さい子どものうちから英語を学んでおくべきだろうか?
ずっと確信を得ることが出来ずにいました。
本を読んだり人と話したりする中で、いつも迷いがありました。
本書はそんな私に、この問いに対する大きな気付を与えてくれました。
特に本書に書かれた帰国子女たちの実態は、私にとって衝撃でした。

本書の題名の意図するところは
「子どもを英語環境に放り出して何もフォローをするつもりが無い
親に対する警鐘」
なのだと思います。
が、内容的には
『英語を子どもに教える前に知っていて欲しいこと』
のほうが題名としてふさわしいと思います。
そして、「知っていて欲しいこと」とは何か?
それは皆さんが実際に本書を読んで回答を出していただきたい
と思います。

また、本書の内容は英語教育にとどまりません。
特に終章など、子どもの教育に興味のある方なら、
多くの示唆を得ることが出来るでしょう。

子どもを英会話教室に通わせるかどうか迷っている方、
小さい子どもを連れて海外赴任される予定・可能性のある方、
子どもの教育に興味のある方、
特に自分の思いをはっきり主張できる自立した子どもに育てたい方に
おすすめできる本だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
39 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は、10年以上にわたりアメリカで塾講師として1000人以上の日本人の子どもと接した経験から、「海外に住んで小さいときから英語に接すれば簡単にバイリンガルになれる」という主張が幻想であることを検証し、「なぜ子どもに英語を教える必要があるか?」という問題を探求する。

著者は、重要なことは「英語の能力」ではなく、論理的思考力、説明能力、伝えたい内容を持つこと、人間的魅力、専門知識などであり、英語の学習にとわられる余り、これらの重要な能力を訓練する機会を逃してしまう可能性があり、さらには後に英語の学習にも支障をきたすと警告している。海外に来たが英語も日本語も中途半端になり、まとまった会話ができなかったり作文が苦手になったりする子どもたちの例が著者の主張をよく裏付けている。

本書のタイトルは「子どもに英語を教えるな」となっているが、著者は完全に子どもに英語を教えることを否定しているわけではない。バイリンガルにするために子どもに英語を教えるのは並大抵の努力ではなく、また、リスクも大きいということである。

英語の早期教育を考えている親や海外で子育てをしている親は、安易に英語教育に走ったり、「バイリンガル幻想」に踊らされたりすることなく、本書のような実体験に基づいた主張を注意して研究する必要があると感じる。著者の「子どものためという理由を隠れ蓑にして、実は親は自分のわがままな願望を子どもに託しているに過ぎない。」というコメントがあてはまる親は少ないないのではないだろうか。

一つ気になったことは、日本の学校では、まとまりのある議論をしていないだの、論理的思考の訓練が足りないだの批判的なコメントが目立つが、一般化する根拠がやや乏しいように見える。

本書では、バイリンガル教育に関する多くの文献を参照していて、巻末にブックガイドも付いているので、ここから他のバイリンガル教育の文献を調べるのにも役に立つ。

このレビューは参考になりましたか?
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
センセーショナルなタイトルですが、もし将来英語も使いこなせるようなバイリンガルにさせようとするなら、単に小さいときから勉強を始めれはいいというような甘い考えは捨てたほうがよいということです。まずは日本語で論理的に考える能力を身につけさせるべきと著者は説いています。
「英語力は一生かけて身につけるもの」だと実感しました。
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投稿日: 2009/10/21 投稿者: アマゾネス
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内容の薄い英語教育批判本では
ありません。アメリカに住み日本人に
対する塾を開いていた著者が、... 続きを読む
投稿日: 2009/8/26 投稿者: あにも
題名と内容が違うが、非常に良書
「英語を子どもに教えるな」という題名は、本書の内容とやや違うような気がします。
著者は子どもに英語を教える事を否定していません。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/21 投稿者: 虎の子
早期英語教育の是非を真摯に考えるのなら,手始めとして本書は有益です
第1章 在米日本人子女と過ごした一三年
第2章 セミリンガル化する子どもたち―母語喪失の危機
第3章 バイリンガル幻想を検証する... 続きを読む
投稿日: 2007/9/2 投稿者: BCKT
とても、的をついた視点です。
私自身、10年ほどアメリカで生活していて、言葉については色々な面で自分なりに苦労をしてきました。私の場合は29歳で渡米しましたので、もうすべての思考回路は日本語で... 続きを読む
投稿日: 2007/5/30 投稿者: のむら
子供を英会話教室に通わせるかどうか迷った時に読みました
当時近所に英会話教室が出来、1才になった息子を通わせるか迷い、本書を読みました。
本書を読んで内容に共感し、通わせるのはやめました。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/30 投稿者: ラナンキュラス
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