急がば少し回れ、英語リスニング, 2008/8/27
By TOKIO "トキオ" - レビューをすべて見る
お盆前の『週刊ST』8月22日号の「今週のイチオシ!」で紹介されているのを見て購入した。人によって違うと思うけど、仕事から帰っての1時間くらいと土日を使って、計14時間くらいでいちおう学習し終えた。
『週刊ST』の「ある意味では、極めてオーソドックス」という言葉が気になった。オーソドックスだけど類書にないという意味だろうと分かった。
簡単にリスニングが身に付きますよということをウリにした本ではないけど、急がば回れ歩道橋で、類書では一番効率的な学習法を提供してくれていると思った。まあ回ると言っても、200ページくらいで比較的文字も読みやすく薄い本なので、歩道橋くらいだけど。TOEICにせよ英検にせよ、リスニングにはこの基礎なしには難しいだろう。センター試験でいいスコアをとった私だけど、上を目指すための基礎と方向性を与えられた感じ。
『週刊ST』が「リスニング学習に対する考え方がちょっと変わってくる」、「何を念頭に置いて学習に取り組むか―その意識付けの大切さを改めて教えられる」と評するChapter 1は確かに異色でまったく類書にはないと思える。同じ受信技能のリーディングや音声技能のスピーキングとの共通性などは目からウロコだし、リスニングにとっても文法やボキャブラリーが大切であることもある意味当り前だけど説明がうまいので身にしみた。
英語ばかり勉強していてはいけないという著者の最後の学習モデルと具体的教材に従って、練習のような英語学習ではなく、有益な情報や知的楽しみが得られる英語学習を毎日1時間続けていこうかなと思った。
ただ、他のレビューを読んで書いているけど、子どもには無理でしょう。せいぜい発音の基礎が限界か。高校卒業生程度の英語力を持つ人対象と「はじめに」に書いてある通り。優秀な高校生にはすすめられるけど。