1つの英単語に2ページを割き、たとえばカナリアなら、野生の大きな犬(ラテン語でcanis)がたくさん生息していた紀元前のカナリア諸島の話にまでさかのぼり、もともとは犬を意味した語が変化したことを明らかにしている。ほかにも、「accessory」は共犯者の意味だった、「McDonald」のMcは息子の意味だった、「girl」は少年の意味だったなど、興味深いトピックが数多く紹介されている。
取り上げられている単語の数自体はさほど多くはないが、ひとつひとつの単語の語源について詳しく述べられているので、一度読んだら忘れない。一般にはあまり知られていない話ばかりを厳選しているので、教養として覚えておくのもいいだろう。(土井英司)
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ババ抜きのババは何か?とか、ドルの省略記号になぜSが使われているのか?とか、unionとonionは姉妹語だとか、とにかくテーマの取り上げ方が秀逸。「won'tはwill notの短縮形ではない」、「wentはgoの過去形ではない」(その他にも類似の例多数あり)には積年の疑問が氷解した思いでした。単語の増強にはあまり役立ちそうにはないけれど、肩のこらないとても面白い読み物としておススメです。
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