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英語の発想 (ちくま学芸文庫)
 
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英語の発想 (ちくま学芸文庫) [文庫]

安西 徹雄
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

翻訳とは、二つの言語間のギャップを、いちばんのっぴきならない形で乗り超える作業だといえる。日本語らしい自然な表現を探り当てるには、単に個々の単語の処理や言葉のあやといった技術的なことがら以上に、根本的な発想の転換こそが求められる。本書はあくまでも「翻訳の現場から」という立場にこだわり、具体的な翻訳作業の分析を通して、日本語と英語の根本的な発想・認識パターンの違いを鮮明に浮かびあがらせる。「直訳」から「意訳」への劇的な変換を迫る画期的な翻訳読本。

登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2000/11)
  • ISBN-10: 4480085882
  • ISBN-13: 978-4480085887
  • 発売日: 2000/11
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
英語がどのような「発想」を持って組み立てられているのかを「日本語の発想」と比較してして示している。主語がなかったり、同じ時間軸にいても、時制が現在、過去と飛んだりする日本語だが、それは語り手とその「状況」の関わりによって行われていることだったのだと、この本を読んで改めて気づかされた。また、その違いが明確になったことにより、日本語から英語へ、または英語から日本語への橋渡し(翻訳)が、よりスムーズにできるような気がする。

この本でくり返し述べられている「英語は〈もの〉に注目し...「働きかけ」という動作主性の軸にそって疑念化し言語化するのにたいして、日本語は状況を〈こと〉としてまるごとすくい取る」という記述には脱帽だ。「日本語と英語とは根本的に言葉の使い方が違うな」と漠然と感じていたが、安西氏が言語化してくださり感謝している。著者が長年、翻訳者として実践し、積み重ねてこられた「宝」ともいえる貴重な学びを伝授してくださったことに感謝せずにはいられない。できたら安西先生の授業を受けたいくらいだ。
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33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
 先に『英文翻訳術』を読みましたが、そちらと合わせて読むことをお薦めします。私は、翻訳者としてはまだ駆け出しですので、『英文翻訳術』で触れられていなかった部分、例えば、

 英語は名詞中心の<もの>的な捉え方をすると同時に、行動中心の<する>型の表現を取るのにたいして、日本語は動詞中心の<こと>的な捉え方と同時に、<なる>型の表現が特徴である……

こういった筆者の指摘に対し、ああ、そうだなと深くうなずきました。また、他にも「無生物主語の構文」、「間接話法」、「受動態」といった翻訳しづらい部分にも話が及んでいます。必ずや翻訳の実践に大いに役立つと思います。 ※タイトルは「文庫版あとがき」より

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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
言葉の奥深さ 2007/10/16
By tabopapa トップ1000レビュアー
形式:文庫
著者の英文翻訳術と共に読みましたが、本書の方が、比較言語学的な興味を持つ者には面白い内容。英語には30年以上の付き合いになる訳だが、この様な分析的な形で考えたことがなかったので、非常に興味深く読んだ。無意識に英語の形なるものを捉えていたとは思っていたが、この本を読んで今後英文に接する上での良い刺激になると思う。
翻訳にも関心があり手に取った本ですが、言葉の作りの奥深さに関心しました。翻訳を目指す人だけでなく、ある程度英語を勉強し、訳出に困っている方に是非お薦めします。
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