初学のうちは手順を踏んていれば、段々とステップアップできるものだが、英語を学んでいくうちに、しだいに多くの疑問に出くわし、壁に当たることがある。むろん他の語学や、他スポーツや文化芸術活動でも言えることだが、ここを乗り越えられるかどうかが、その後の成長が可能になるか否かのカギになる。
「このような言い方はするのだろうか」「なぜこの表現が不自然なのか」という疑問に接するときの解決方法を体系的に示したものが本書である。言葉を科学的に検証するための方法・姿勢から説き起こし、用語・概念を懇切に定義するとともに、辞書類・コーパスの利用法を具体例を挙げて論じている。
学校教育の現場等では「神話」がはびこっていることも多いが、あくまで「偏見」を排し、実証的な姿勢を貫いている。