中学1年生のとき、英語教師に「英語はなんでそうなるの?という理由はなくて、そうなっているからそうなっているとして習うもの」と言われました。しかたないので、そういった態度で学習しましたが(おかげで英語は嫌いでしたが)、この本を読むと「もっと早くこの本に出会いたかった」と思いました。筆者は新潟県の高校教師だそうですが、こんな先生に教えてもらえる高校生は幸せだと思います。
英語の歴史、そして、英語に対してドイツ語やフランス語などがどのように影響してきたか・・・を解き明かしていくことにより、いままでのもやもやしたものが文字通り「氷解」しました。たとえば、「宇宙」には、space,universe,cosmosという3つの対応単語がありますが、これらはどういう意図で使い分けられるのか・・・のみならず、なぜこのように同じような意味の単語が存在しているのか・・を「歴史」に基づいて説明しています。
英語が苦手な人でも嫌いな人でも、この本は楽しめると思います。元ネタ本はいろいろあるのだと思いますが、とても読みやすくまとめられています。