慣れていない方には、英検一級のある程度まとまった英作文を書くという行為は、相当にハードルが高いものであろう。
しかし、ロジカルな英文の書き方には定石のスタイルがあるし、また、試験という性質上、ある程度トピックの傾向は存在する。本書はそれをふまえて、多くのトピックに関して肯定と否定の両視点からサンプルを挙げたものである。
肯定・否定のどちらからも論じられていることで、論理的な姿勢を学ぶことができる。やや構文や語彙は難しめであるかと思われるが、本書を通読、咀嚼すれば、自分なりの英作文作成への力となるだろう。
また、自分の主張を筋道立てて論じるという点で二次試験のスピーチとも共通する点があるから、その基礎固めになるともいえる。