筆者の場合、新刊が出る度期待を持って読むのですが、大体がそれ以前の内容とかぶっていて、目新しいものがなく残念に思います。
今回も「英語の不思議再発見」とあまりかわらず、期待はずれでした。
また授与動詞の説明で、与格が2つあるなど明らかに英語史の観点から見て間違った記述があったり、使役動詞のうち、make,have,letはかつてto-不定詞を取っていたと匂わせる書き方をしていますが、実際の例はmakeのみがあげられ、どうも説得力に欠けます。shouldに関する説明においても、人知が及ばない、運命しだいとちょっと強引な論理展開に戸惑いを覚えます。
日本語の書き方にもわかりにくさがあり、途中何回も返って読み直さないといけない部分がありました。
装丁も紙質がやたら厚く、底上げの感がぬぐいきれません。