この本のタイトルには“はじめから”と書いてありますが、英文法の初心者に限らず、センター試験に必要な要点をまとめて整理したい方にもお奨めできる参考書です。必要最小限の文法知識が過不足なく掲載され、無駄な記述が見当たらないため、この本を用いて学習すれば、効率よくポイントが確認できるのではないかと期待されます。
この本は、レイアウトがたいへん見やすいため、目に負担がかかりません。どのページにも適度な余白が設けられ、大きさの程よい文字が配置されています。ですから、英語を不得意とする高校生の方でも、抵抗なく紙面を眺められるのではないかと思われます。要点の項目の分け方にもセンスの良さが感じられ、囲みや色分けの仕方も適切です。パッと見てポイントをつかめますので、頻繁に見るページに付箋を貼っておけば、困ったときにすぐに参照でき、モヤモヤ感がスッキリするのではないかと思われます。
使う方の好みにもよりますが、個人的には“助動詞+ have 〜ed分詞”や“使役・知覚動詞の第5文型”、そして“動名詞を含む慣用表現”が特に見事にまとめられており、素晴らしいと思われました。皆さんも、この本を見かける機会がありましたら、1度中身をご覧になってみて下さい。
ただし、この本はあくまで必要最小限の要点を整理する際に強い力を発揮する本です。本番の入試で確実に得点するためには、適切な問題集を併せてご利用になることをお勧めします。