本書は大学受験向け英作文参考書として知られていますが、大学生や社会人が上級(英検1級レベル)の英語力を養う上で必須となる構文の知識を網羅している点で類書にはない素晴らしい特長があります。特に関係詞の例文はこれ以上は不要と思える程度豊富です。少々例文が古い感もありますが、、今も昔も変わらない文法事項や構文に関する知識を一通り学ぶことは、上級者を目指す上では避けては通れないステップと考えられますので、それが学べる数少ない良書と言えます。私は、本書の全例文(和訳も)をノートに写し、解説を丹念に読み、研究問題と実力養成・練磨テストを解きましたが(やり通すのに80時間くらいかかった)、こうした筆写作業を行うだけでも知らず知らずのうちに作文力が向上したようです。また、構文分析力がつくことで英文解釈にも強くなります。1〜2回の通読ではとてもマスターできないため、各項目の冒頭例文(224文)と研究問題(94題)を暗記した上で再読したいと思います。さらに知識が定着することでしょう。実力養成・練磨テストに解説がないのは残念です。