花衣先生の「ガーディアン・プリンセス」で少し出てきました、カークランド卿とその奥さんのアリスのお話と、アリスの妹2人のお話が3作入っている短編集です。
3作すべて甘く、当然ハッピーエンドです。
表題が3姉妹となっていますが、最後のヒロインは四女。
三女が出てこないのです。
その秘密は、最後の四女のお話で明らかになるのですが・・・。
その四女のお話も、最後にどんでん返しがあって面白かったです。
花衣先生が書かれる19世紀貴族社会は、その当時行われていたであろうイベントや、貴族のお嬢様がしていたであろう礼儀作法や話し方がしっかりと書かれているので、本当に19世紀に入り込んでしまった錯覚を感じさせてくれます。
ただ、1作づつにあまりボリュームがないせいか、え!?もう終わり?と感じてしまいます。
世界観に浸かっていたいという気持ちにさせてくれるので、ますますそう思ってしまうのかもしれません。
花衣先生の19世紀貴族社会の世界観はぜひとも必見です。
合わせて、「ガーディアン・プリンセス」も読んでいただければ、ますます楽しめる作品だと思います。