イギリス史を少しでもかじった方なら思うだろう。
「政治家になった貴族があれだけいたのに(19世紀に入るまで政治家は貴族)、今はどうなってんの?」
その貴族全てを網羅することは無理のようだが、主立った公爵家の成り立ちと歴史の本である。
人間への興味に軸が置かれているので、公爵という変人録、と言えなくもないが。
信仰の違い、陰謀、政略結婚、王の庶子たち、貧乏貴族、成り上がりなどなど、なんだか雑誌の見出しのようなにぎやかさ。
人名を覚えるのに大変だが、雑学を深めるのに最適です。他にこういう本はないですからね。