ピーターラビット、或いはワーズワースの愛着などで知られる英国湖水
地方。
この本は、コッツウォルズのものすごくきれいな写真をふんだんに本シリーズで
紹介された辻丸氏の写真が半分、木谷氏の文章が半分、といった構成に
なっており、きれいな写真も文章もたっぷりの、薄さのわりにはボリュームの
ある本。
湖水地方のさまざまな地域をまんべんなく、幅広く紹介し、実際にどのような
観光ができるのかまで紹介してある。山、湖から貴族の館まで、いろいろと
載っている。
湖水地方は、微妙な標高の山々と湖がきれいだが、やはり日本では見かけない
風景である。何だか、先史時代を思わせる地形だ。建物もグレーの石で、
のどかだけれど寂しい、荒涼とした感じ。けれども観光がさかんで人が
たくさんいて、地元の人も生活していて・・・多様な側面をみせる地域だと
思った。巻末にはホテル紹介がついている。ベッドカバーとカーテンが
同じ花柄の布になっていたり、ソファもウィリアム・モリスの壁紙くらい
凝った模様がついていたり。内装も興味深く見た。