Fleetwood Macと言っても「Then Play On」までとそれ以降とは全く別のバンドと考えた方がよい。前者の方はブル-ズバンドであり、後者はポップバンドとなったからである。このアルバムはブル-ズバンドとしての彼らの存在を一躍、世界に知らしめた傑作である。'60年代後半、イギリスは大ブル-ズブ-ムであり、Cream,Blues Breakers,Chicken Shack,Savoy Brown,Ten Years After,などたくさんのブル-ズバンド或いはブル-ズオリエンティッドバンドが雨後のタケノコの様に現れた。その一つがこのFleetwood Macである。'67年結成当時はPeter GreenとJeremy SpencerのTwin Guitarだったが途中から3人目のギタ-リストとしてダニ-カ-ウェンが入った。このアルバムの話に戻るが、サンタナがアレンジカバ-して大ヒットした(1),J.Spencerのペンによる(2),(11),ダニ-カ-ウェンの(4),(10),勿論、リ-ダ-のP.Greenも(1)以外に(12)と素晴らしいブル-ズナンバ-が続く。(6),(8)は息抜きのインスト曲。特に(6)は当時、シングルカットされ、かなりヒットした。彼らは相当ブル-ズを研究していたと思われ、音作り、フィ-リング、フレ-ジング等においても白人バンドとしては、ましてやイギリスのバンドとしては傑出していた。その金字塔作品がこのアルバムである。因みに最近になってP.Greenを知った人にはこの作品によって彼の全盛期を是非知ってもらいたい。