この教材が発売されて間もない頃、アマゾンのレビューがどれも良かったので思わず購入してしまいました。
で、1ケ月ほど自分なりに聞き込み、やりこんでみましたが、正直なところリスニングについては「わざわざ買う価値はない」と結論付けざるを得ません。
「英語は語順が大事」という著者の主張はもっともですが、意味の切れ目ごとに逐一日本語訳を入れて英語を聞く必要性はありません。
英語の語順の通りに日本語で理解したとしても、英語のニュアンスを全て分かることにはなりません。
高速メソッドで脳を刺激云々と言っても、日本語に頼る癖がつき、英語力成長の足枷になる場合もあると思います。
やはり、英語を英語のまま聴いて理解するよう努めることが、大事です。
リスニングについて言えば、「笠原訳」の活字版を見て、イメージを掴んだ上、
日本語訳の入っていない普通の英文トラック(本教材には収録されていません)を聴くということであれば、大変意味があると思うのですが…。
逆にスピーキングは「英語の語順の通りに日本語で」という「笠原訳」がとっても役立ちます(TOEIC受験者の場合、高得点者でも喋れない人は多いですから)。
でも、余りページは割かれておらず、残念です。
なお、本書はかなりのページを「笠原訳」なるものの理論とその作り方に割いていますが、実践的な英会話力を身に付けるためには全く不要です。
著者のこだわり・思い入れの部分なのでしょうが、やや独善的な感もします。
無駄を廃し、スピーキングに特化した教材を著者には次回作としてお願いしたいものです。
その辺りに期待して星2つとさせて頂きます。
P.S.似たような、または同じ内容の絶賛5つ星レビューが散見されますが、これは一体どういうことなんでしょう?