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40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スピーキング能力向上への効果的かつ現実的なアプローチ,
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レビュー対象商品: 英会話ヒトリゴト学習法 (単行本(ソフトカバー))
英語の4つの技能(読む、聴く、書く、話す)の中でも特に苦手にしている人が多いのがスピーキング(話す)事ではないでしょうか。初級者、中級者に限らず、そこそこ英語が読め、TOEICの点も高い人でもスピーキングはさっぱりという人は少なくないと思います。この本では「スピーキング能力を向上する」アプローチとして、文法的な正確性よりも流暢さの獲得を優先し、「とにかく相手にいいたいことを伝える」力をトレーニングする事を提唱しています。 自分自身の経験から見ても、スピーキングについては、シンプルな英語を素早く口にして、とにかく自分の意図を相手に伝える事が大事だと感じていましたので、著者の主張には説得力を感じました。まず流暢さをトレーニングし、後で正確さを高めるというアプローチは効果的かつ現実的だと思います。 具体的なトレーニングとしては、「英語で考え英語で話す」回路を作るために、基本的な語彙(penとかbookとか)をヒトリゴト(または頭の中で)で英語で説明する事から始まります。自分で説明を考える事と英英辞典の説明を確認するという事を基本的な単語(まずは1000語目標)に対して行う事により、英語で考える事と、英語を素早く話す事の基礎が築かれます。 その後、発音のトレーニングや、普段の仕事への英語思考の適用について、実用性が高い様々なトレーニング法が紹介されています。 さて、トレーニングは継続性が大事です。「これからは英語くらい出来なきゃマズイ」という動機だけで、長期間に渡ってモチベーションを維持するのは難しいですよね。筆者はこの本で動機付けについても新しいアプローチを提言しています。それは、「英語で思考する私」というアルター・エゴを育てる事で自分の創造性と問題解決能力が高まるというものです。この部分については、今までの英語勉強本には無かった新しい考え方であり、とても興味深く、かつ魅力的な考えだと感じました。 総じて、英語初級者から中上級者まで推薦できる英語学習本の良書だと思います。特にスピーキング能力を向上されたい方に合った本だと思います。
31 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「外国語を学ぶ理由」に真摯に向き合う本を久々に見た。,
By 遼遠 "ryouen" (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 英会話ヒトリゴト学習法 (単行本(ソフトカバー))
「外国語の人格」体験をした人、したという報告は多い。著者はここから、「一言語=一人格」説を帰納し、 その「英語人格」を、脳内の対話相手としてしまい、 ビジネスで突破的な創造力を産み出す源泉にしようというのです。 では、「新しい人格」となるほどの頭の回路は、どのように身につければ良いのでしょうか? 実践編1・2・3、そして発展編の4つを通して著者はそれに鮮やかに答えて行くわけですが、 そこで行われるのは紛れもない「脳のトレーニング」です。 ・聞き流すだけで! ・たったxx日間で! ・特殊音源で! そういうのが大好きな人には向いていません。 「効率のよい筋トレ」と同じように、 「努力は惜しまないが、効率よくやり遂げたい。」あなたにこそ、相応しいのがこの一冊でしょう。 それは丁度 「英語くらいできなきゃね」という脅し(=外発的動機)で読者を引き付けようとしていた既存の本と一線を劃す、 「英語人格を創り、ビジネスにおける成長を目指そう」という、内発的動機に響いてくる理由で読者を惹きつけているところにも顕れている、著者の真摯さであると感じました。
39 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
参考になる部分もあることはある,
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レビュー対象商品: 英会話ヒトリゴト学習法 (単行本(ソフトカバー))
本書の特徴は二つ。ひとつは「英語を話すもうひとりの自分(アルターエゴ)がビジネス思考を変える」とあるように英語の学習の目的に関するものである。英語の学習の究極の目的は何かを理解したりコミュニケーションしたりすることではなく、アルターエゴを作り出すことによって根本的な思考を変えてしまう手段にする、というものである。 外国語をしゃべっているときは人格が変わったように感じられる人が多い、外国語で考えているときは脳の働きがどうたらこうたら、という理由をあげ、英会話はアルターエゴを作り出す効果があるとする。しかし、英語をしゃべっているときに人格が変わったと感じられるのは、まず第一に英語力が未熟であるが故であろう。未熟ゆえに多弁になったり逆に寡黙になったり、あるいは非常に説明的になったりする。もうひとつは会話の相手が(ほとんどの場合)外国人であるからであろう。 英会話を学習することによりアルターエゴが生まれ、思考が深まりいろいろなアイデアが浮かんでくるような言うが、これは詭弁に近い。つまり外国語に限らず何事でも新しいことを学んだり、あるいは未知の世界に入っていけば「アルターエゴ」が生まれる。酒を飲んだって、外国旅行したって、好きな異性とデートしたって、アルターエゴは生まれるということはできるだろう。 英語で思考することにより新しいアイデアが生まれる、ということはあるかもしれない。しかし、母国語での思考と同等程度に複雑な思考を可能とするまでには計り知れないほどの時間と労力が要るはずである。私自身、著名な通訳者や英文学者などから直接話を聞いたことがあるが、「英語での思考はいまでも日本語での思考には到底追いつかない」と口をそろえて言う。 英語を学習し、英会話をすればいろいろ新しい発見があり、勉強になる、というのはいまさら言うまでもないことである。それを、英語で思考すれば「アルターエゴ」が生まれて・・・などという詭弁めいたことを言う必要な無いのではないかと思う。 特徴のもうひとつは、タイトルになっている「ヒトリゴト」による学習方法を具体的に提唱した点である。 独り言による学習にはさまざまなメリットがあるということはこれまでにも多くの人に言われてきたし、外国語を学習しているものであれば誰に言われなくとも思いつくことでもあるだろう。本書の特徴としては英語辞典を利用した方法などを提唱していることであって、この点は新しく面白いと思った。 しかし、内容としてはそれだけであって、本書の参考になる部分をまとめれば10ページくらいで収まりそうである。参考になる部分もあったが一冊の書籍として発売するには薄っぺらい内容であると感じた。
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