王様文庫の『スピリチュアル〜』シリーズが「スピリチュアリズム」を優しくわかりやすく説いた「おかゆ」で、江原さんが昌清霊のメッセージを伝えた飛鳥新社の『スピリチュアルメッセージ』シリーズが「ごはん」であるとすれば、この本は「ピリ辛雑炊」というところでしょうか。
スピリチュアリズム入門者でも十分に理解できる内容ではありますが、どちらかと言えば既に他の著書を読まれた方向けであるような印象を受けました。また、「伝えたいこと」がなかなか伝わらないもどかしさや、表面だけを見て批判している人たちに対する苛立ちのようなものも、行間から感じることができました。江原さん自身、ものすごい賞賛を浴びながらも、大変な中傷やバッシングに耐えておられるのでしょう。
現在ものすごくつらい状態で、優しいことばを求めている方には、他の著書から読まれることをお勧めします。しかし、今の状況をきっちり受け止め、なんとか乗り越えたいと考えている方は、是非この本を読んでみてください。
苦難に見える出来事も、私たちの魂に感動を与えてくれるのです。
私たちは、多くの経験を積んで自分の魂を鍛えるために生まれてきたのです。自分でお金を払って、コースを決めて入会する「スポーツジム」のように。
私は、この本を読んでからは、何か問題が起こると常にそれに対する自分の行動が「逃げ」であるか「卒業」であるか考え、「逃げ」であるようなら控えるようにしています。逃げずにその状況で最善を尽くしていると、本当に状況が変わってくるということも実感しています。
賛否両論あるのは承知しておりますが、私はこの時代に生まれ、スピリチュアリズムに出会えたことに、感謝したいと思います。