4人姉妹の1年間の成長が描かれた物語です。4人姉妹の父親は南北戦争に牧師として従軍しているために不在です。父親が帰ってくるまでの間に4人姉妹は真剣な「天路歴程ごっこ」で天国の巡礼者のように生活することにします。4人姉妹はそれぞれ個性的で良いところも悪いところもありますけれど、互いに協力したり喧嘩したり教えあったり、いろいろな経験をすることで成長していきます。
この作品を読みますと、クリスチャンの幸いな家庭や生活、態度がどのようなものであるかを教えられるでしょう。多くの幸いな教訓がこめられているため、たくさんの人々に読んでいただきたいと思います。
この物語では4人姉妹が「天路歴程(The Pilgrim's Progress)」という物語を多く引用していますから、「若草物語」を読む前に「天路歴程」を読まれることをお勧めします。「天路歴程(The Pilgrim's Progress)」はクリスチャンにとって昔から非常に有名な寓話で、イギリスでは「聖書の次に大切な本」といわれることもあるそうです。新教出版社の「天路歴程」(正篇と続篇)は非常に古い言葉で訳されていますから、難しいです。少年少女や聖書を読んだことがない方には、お話をまとめて挿絵を加えた「天の都をさして―『天路歴程』少年版」(すぐ書房)がわかりやすくてお勧めです。