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若松プロ、夜の三銃士
 
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若松プロ、夜の三銃士 [単行本]

平岡 正明
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

若松孝二、足立正生、大和屋竺、沖島勲、秋山道男、佐々木守ら、若松プロをとりまく人々を軸に、盟友・平岡正明のまなざしから、誰もが闘いの熱砂にむせ返っていたあの時代、そして同志たちの現在を、愛情をこめて描きだす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平岡 正明
1941年、東京本郷生まれ。評論家。早稲田大学文学部露文科中退。在学中、政治結社「犯罪者同盟」を設立。特異な活動を展開。64年の『韃靼人宣言』でデビューして以来、ジャズ、歌謡曲、革命、政治、映画、大道芸、文学、浪曲、落語、座頭市など、あらゆる領域を横断的に論じ、壮大な思想絵図を広げている。著作は百冊を超え、90年、『大歌謡論』で第四回「大衆文学賞研究賞」、94年、『浪曲的』で第一回「佐藤緑雨賞」を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 300ページ
  • 出版社: 愛育社 (2008/03)
  • ISBN-10: 4750003395
  • ISBN-13: 978-4750003399
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By hide-bon トップ100レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 以前、「アングラ機関説」のレビュー上にて、若松孝二と足立正生のそれぞれのオトシマエ的新作が完成した今、ふたりのかっての栄誉ある御用評論家であった平岡正明がそれらをどう論じるのか読んでみたいと書き込んだ事があったが、期待通り新著が出た。タイトルが「若松プロ、夜の三銃士」、若松、足立、大和屋竺に沖島勲。今話題の若松の渾身作「実録連合赤軍」を中軸に、この40年近くの間に書かれ、単行本に未掲載だった原稿を集めた平岡の本当に久しぶりの映画論集。読んでいて、そういえば平岡の映画評を“リアル・タイム”で読むのは30余年ぶりではないか、と思った。書き下ろし稿の中で、やはり図抜けて読み応えがあるのが、100ページ近くにも及ぶ「実録連赤」の長編映画評。いきなり「略称・連続射殺魔」の風景論、「赤P」の革命論の到達地点に今映画はあるとのテーゼから始まり、三池蜂起、大藪春彦「汚れた英雄」、闇市、窮民革命論、山谷暴動、志ん生「三軒長屋」、塩見孝也「過度的世界論」、金嬉老、西村寿行「鬼女哀し」、次郎長28人衆、新撰組まで展開するそのフィールドの広大無辺さに、オルガナイザーとしての自身のあの時代への関わりも語りつつ、60年安保以降のブンド、赤軍の闘争史と社会的革命史を包括するような試み、ぶんぶんと唸る相変わらずの平岡節だが、“現在”の視野に一切触れる事などしないのが、いかにも平岡らしい。
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形式:単行本
しかし、平岡は「思想的一貫性がある」というのか・・。

1970年代に書かれた「犯罪的革命と革命的犯罪を称揚」する文章が、本書には多数収録されているし・・。

また新たに執筆された文章でも、韓国に帰国後に問題を起こして評判を落としている金嬉老を「それがどうした。彼は屹立する男根である」と、昔の調子で擁護している。

また、「文化大革命は世界同時革命の一貫であった。俺はいまでも文革シンパだ」と言い放っている。(いまだに文革を擁護する人ってのも・・・)

平岡の中ではいまだに「革命/犯罪」幻想が生き残っているんだなあ。何だかなあ。

貴重だったのは、若松プロ時代の秋山道男を紹介した文章。これは、本人もほどんど語っていない内容で、面白かった。
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