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若山牧水 (コレクション日本歌人選)
 
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若山牧水 (コレクション日本歌人選) [単行本]

見尾 久美恵
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の若山牧水です。

その歌に流れる寂寥と哀愁、調べの美しさは、人々を惹きつけてやまない。

若山牧水 わかやま・ぼくすい
終生を孤独な旅と、愛好してやまぬ酒に費やし、アララギ系の写生短歌や明星派のロマン主義とは別個の世界に立って、清新な個の抒情に徹しつつ、日本人が誰でも共感する心の機微をうたい続けて去っていった自然主義歌人。「白鳥はかなしからずや」「幾山河越えさり行かば」の孤独な旅の歌や「酒はしづかに飲むべかりけり」の酒の歌で知られる牧水の主情性溢れた抒情世界は、詩人にしか捉えられない真実の瞬間に我々を誘い込んでやまない。

内容(「BOOK」データベースより)

その歌に流れる寂寥と哀愁、調べの美しさは人々を惹きつけてやまない。

登録情報

  • 単行本: 119ページ
  • 出版社: 笠間書院 (2011/12/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4305706385
  • ISBN-13: 978-4305706386
  • 発売日: 2011/12/9
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 561,595位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 最適の牧水入門書 2012/3/9
By 若村さき トップ500レビュアー
酒と旅の歌人、若山牧水の代表歌を年代順に鑑賞し、そのときの牧水のおかれている状況を説明しています。入門書としては最適です。著者の見尾さんは古典和歌研究者なので、古典からの影響が詳しく指摘されています(逆に近代歌人や同時代歌人の影響はほとんど指摘なし)。

以下、気に入った歌。

06 幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく
07 安芸の国越えて長門にまたこえて豊の国ゆき杜鵑聴く
08 君睡れば燈の照るかぎりしづやかに夜は匂ふなりたちばなの花
09 白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
10 ともすれば君口無しになりたまふ海な眺めそ海にとられむ
14 春白昼ここの港に寄りもせず岬を過ぎて行く船のあり
15 海底に眼のなき魚の棲むといふ眼の無き魚の恋しかりけり
18 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
21 多摩川の砂にたんぽぽ咲くころはわれにもおもふ人のあれかし
22 秋、飛沫、岬の尖りあざやかにわが身刺せかし、旅をしぞ思ふ
23 初夏の曇りの底に桜咲き居りおとろへはてて君死ににけり
24 水無月の青く明けゆく停車場に少女にも似て動く機関車
25 旅人のからだもいつか海となり五月の雨が降るよ港に
26 かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ
29 われを恨み罵りしはてに噤みたる母のくちもとにひとつの歯もなき
30 納戸の隅に折から一挺の大鎌あり、汝が意志をまぐるなと いふが如くに
31 この冬の夜に愛すべきもの、薔薇あり、つめたき紅の郵便切手あり
32 飛ぶ、飛ぶ、とび魚がとぶ、朝日のなかを あはれかなしきこころとなり
39 それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答へむこの酒の味
40 麦ばたの垂り穂のうへにかげ見えて電車過ぎゆく池袋村
41 石越ゆる水のまろみを眺めつつこころかなしも秋の渓間に
42 行き行くと冬日の原にたちとまり耳をすませば日の光きこゆ
46 海鳥の風にさからふ一ならび一羽くづれてみなくづれたり
48 茂りあふ松の葉かげにこもりたる日ざしは冬のむらさきにして
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