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若くない日々 (幻冬舎文庫)
 
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若くない日々 (幻冬舎文庫) [文庫]

藤堂 志津子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

五十二歳で突如結婚を思いたち、なじみの居酒屋でよく会う独り者に同居を持ちかける蓮子(「夢ふた夜」)。かつて歯牙にもかけなかった同僚にほだされる自分に戸惑う八千代(「フレンズ」)。人知れず抱えてきた女のプライド、処世で身についた妥協と諦念…。もう若くはない女たちの、やりきれないけど愛おしい日々のかけらを精緻に描く短編集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤堂 志津子
札幌市生まれ。1987年「マドンナのごとく」で北海道新聞文学賞を受賞。88年「熟れてゆく夏」で第一〇〇回直木賞を、2003年「秋の猫」で第一六回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 212ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2009/08)
  • ISBN-10: 4344413466
  • ISBN-13: 978-4344413467
  • 発売日: 2009/08
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 203,809位 (本のベストセラーを見る)
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By recluse VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
題名に魅かれて読んでみました。中身はというと玉石混交なのかな。フレンズはその設定の非リアルさに苦笑してしまいます。実験作品です。でもそれ以外はそれなりに読ませてくれます。
相変わらずこの作品集も、魅力に欠けるあまりにも現実的で、そして若くないというようより初老の男性陣が目白押しです(もっとも「若い人」の中のシンさんは例外ですが)。よくもまあ、これほど魅力のない男性を造型できるものです。これじゃ普通の恋愛小説にはなりません。
では女性はというと、これもあまりお近づきになりたい女性が登場しないのです。現実はもっと素晴らしい女性ばかりという印象を私はこの世代の女性に対して受けるのですが。主人公たちは、定年の年代に近づきつつある女性たちなのですが、みんな若いときのそれなりの経験を経ながらも、最終的には結婚することもなく、現在に至っています。
男性への案外ステレオタイプな描写とは異なり、著者の描く女性主人公たちは、みなどれもがそれぞれ独自に不幸で非魅力的なのです。最後の「オープニング」はまれにみる毒のある小説です。登場する女性も男性も、このような年齢で。このような場に、このような思いで集まるというのは、著者なりの現代日本のエッセンスの抽出なのでしょうか。
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大人の物語 2009/4/30
By fancy
形式:単行本
この著者の作品は何度か読んだことがあるのだが、今回は、そのタイトルにひかれ、借りてみた。主人公たちの年齢が、中高年であるから、同じ中高年の年齢にさしかかろうとしている自分自身と重なる部分が結構あって、それなりに楽しめた。特に、入院生活を題材とした物語は、私自身も病気を患っているため、印象に残った。どの物語も坦々としていて、読後に、何ともいえぬ、味わいというか、雰囲気が残る。
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私も同世代 2009/3/7
形式:単行本
だれしも4,50年も人間をやっていると、それぞれの「いわくありの小さな歴史」がしぜんとからみついてくる。  本の裏表紙に書かれていた作者の文章に魅かれてこの本を手にしました。
私も同世代。

 その世代の女性が主人公で、ほぼ恋愛がらみの小説ですが、
若い頃のエピソードから書き出され、表紙の若い娘を思わせるイラストが印象に残ることも影響し、読みはじめは、もっと若い人を描いてるものなのかーと、少し心が離れかけると、絶妙なタイミングで、「まさにこれは我々世代的感性」と思えるモチーフに出会え、フムフムと思ってしまう。

もっと若い世代で読んでいたら、もしかしたら、ここまで共感しなかったかもしれない。
けれど
作者の藤堂さんの年令
描かれてる主人公の年令
そして、読み手である私の年令

この三つがぴたりとあった点で
たくさんの共感
苦笑い。
そしてそれらからちょっと元気をもらえる、ほぼ50年近く生きてきた私たち女性にぴったりおすすめな本だと思う。

1つ1つの作品は短く次々と読めます。
各々に切り込む角度は違うけど、そのどれもが、誰かみたいでもあり、私の中にもある。
きっとそれが各々の「小さな歴史」からくるものなのでしょうね。
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