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47 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
あまりに切ないタイトル,
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レビュー対象商品: 若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B) (新書)
戦後これ程憎まれ、死して喜ばれた人がいるだろうか。その膨大な知識と余りに高い教養を誇り日本の代表的知識人と目されながら戦争否定論により筑紫氏は国賊、売国奴と激しく叩かれ、数多の筑紫批難本が出された。本書の内容は随筆的なもので、国を憂う文面から趣味の映画まで筑紫氏らしく多岐にわたる。筑紫氏のトレードマーク(?)である憲法改正否定、軍備否定論もでるが押しつけがましさはない(私は氏の高い見識をもっと主張してもらいたかったのでややその点は物足りなく感じた)。 私が本書で一番胸に来たのは冒頭の若者へのメッセージだ。現代の日本の問題は若者ではなく大人に責任がある、だから若者は大人の非難に動じることなく頑張ってほしいとする氏の主張はひたすら若者を罵倒する現代の論としては大変珍しい(ものすごい教養人であるにも関わらず筑紫氏は若者言葉をKYを除き一切批難せず擁護している)。その調子は優しさどころか卑屈ささえ感じさせるほどである。筑紫氏を罵倒する人の大部分がネット右翼の若者であることを考えると余りにも悲しい。本書を読んでそれでも筑紫氏を罵倒するのなら、もはやネット右翼の人の心に問題があるとしか思えない。一度筑紫氏嫌いの人は本書を読んでみてはいかがか。憲法改正反対論者だからといって全人格を否定することがいかに情けないことかがわかるはずだ。それでも筑紫氏が嫌いのなら本書の次の言葉を贈るしかない。「右翼は悪党の最後の隠れ家がだ」
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こんな人だったのか。,
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レビュー対象商品: 若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B) (新書)
筑紫氏に関しては、News23に出演されている姿しか知りません。それも何となく「反戦」?何となく「親中」?という感じです。 その「何となく」は、強烈に主張する他のキャスターとは違ったからでしょうか。 本書を手に取ったのは、私の彼女が筑紫ファンだったからです。 そこで、彼が何を主張していたのか。自分が知らないことに気づきました。 筑紫氏の控えめな姿を想像させる文章ですが、 その知識と経験に裏打ちされた主張は興味深いものでした。 憲法を知ってますか。9条以外も知ってますか。う〜ん。。。という感じで、 自分の勉強不足な点を再確認しました。 また特に、「知の三角形」の考え方は感銘を受けました。 本書を読み終えて感じたのは、あぁこんな人だったのか。 もっとこの人の話を聞きたかった。 筑紫氏亡き後も、控えめで根拠ある主張を聞けることを切に願う。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
残念です,
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レビュー対象商品: 若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B) (新書)
今の日本に対する筑紫哲也さんの熱い思いが、搾りだされています。しかし、ジャーナリストとして、伝えたいことを伝えきれず、旅立たざるをえなかった筑紫さんにとっては、歯噛みするような心情だったのではないでしょうか。もっともっと日本に発信し続けて欲しかった。これから筑紫さんの著書を読破します。
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