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39 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
思想ではなく一人ひとりに敬意を,
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レビュー対象商品: 若き世代に語る日中戦争 (文春新書) (新書)
私達は「戦争に負けた人の話なんか聞きたくない」「南京で虐殺をした人の話も聞きたくない」と思っているのではないでしょうか。そして、戦争に駆り出されて死ぬ覚悟をきめて戦った一人ひとりの人間のことを知らないで済まそうとしているのではないでしょうか。果たして彼らに敬意を払っているでしょうか。そういった大正生まれの戦中世代はあと10年もすればこの世からいなくなってしまいます。昭和の戦争が本当の「歴史」になってしまう日が近いです。この本は戦中世代からの貴重なメッセージだと思いました。
34 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本は昔も今も自己宣伝が苦手,
By nibosubosi (千葉県市川市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 若き世代に語る日中戦争 (文春新書) (新書)
なんとなく侵略戦争ということになっている日中戦争=支那事変の実態を、北支・中支戦線に足掛け7年従軍した著者が、奥村土牛の孫娘の問いかけに応じ、 わかりやすく解説する。 慰安婦と駆け落ちした兵隊、みんなが首を長くして待った慰問袋、国府軍や 八路軍の動向を通報してくれる村人。日本軍も道路を作ったり学校を建てたり、 戦後残ってくれと懇願された衛生隊もあった。 それにしても支那事変というのは妙な戦争だったようだ。 何であんなに広い中国に兵を展開して8年も戦わなくてはならなかったのか。 日本軍は元々警備のつもりだったのに、国府軍にうまくおびき寄せられてしまった。 逃げる国府軍を追討する。そこへ八路軍が挑発する。それを深追いして逆にやられる。 そうかと思うと、日本軍の目の前で国府軍と八路軍が戦闘をやりだす。同盟軍のはずの 汪兆銘軍が国府軍に寝返る。敵と勘違いして日本軍が汪兆銘軍と同士討ちする。 もうぐちゃぐちゃになって、いつのまにか戦線が大陸に拡大し、やめるにやめられず、 終わってみれば侵略だと決めつけられた。国際世論を味方にした国府側にしてやられた。 戦闘に勝って情報戦・思想戦に完敗した。 支那事変の一部始終を見ると、なんとなく現在の日中関係にも通ずるものがある。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
伝聞傍証ではない現場にいた人の声を伝えてくれています。,
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レビュー対象商品: 若き世代に語る日中戦争 (文春新書) (新書)
伝聞傍証ではない現場にいた人の声を伝えてくれています。当時の現場に居た方々の生の声や気持ちを伝えてくれることをわかりやすくして伝えてくれている会談集です。 平成の青年期少年期の方にはわからない昭和のあの時代の真実と史実事実を伝えています。 「陸軍落語兵」春風亭 柳昇師匠の軍隊生活などの生活感と合わせてみると時代の趣が確認できます。 プロパガンダによる恣意的な昭和の事実を自分の耳と目で看破きるようになります。 学校の教科書を読むなら、こちらのご本も読んでしっかりした知識とセンスを培うべきだと納得できます。
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