若きウェルテルの悩みを多感な15歳の頃に読んで、2年間ほどずっと愛読していました。最後にこの小説を読んで自殺をする読者が出ないように警告するようなあとがきもあり、当時に物凄い影響力があったことを思わせます。私個人は人妻に恋した経験こそありませんが、20代くらいまではこのウェルテルの悩みに痛いほど共感し、切なさに胸が締め付けられる思いがしたのを覚えていますが、今現在、恋することと愛することの境界線が自分の中に消えつつあるのを感じながら、恋愛に苦しむことはこれから先はもうないであろうと感じるのは、自分がもう「若き」人間ではないのかな?と思いつつも、相手に振り回されるのは愛ではないのではないかな?と感じてもいます。でも、ウェルテルのような純粋な恋愛の気持ちだけはいつまでも持ち続けていたいと思います。