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若きいのちの日記―「愛と死をみつめて」の記録 (だいわ文庫)
 
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若きいのちの日記―「愛と死をみつめて」の記録 (だいわ文庫) [文庫]

大島 みち子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「明日二一歳。きっときっと元気になって、マコの愛情にむくいます、と書いたその瞬間から、また死の恐怖にとりつかれる」…一六歳で発病、一八歳で運命の出会い。顔面の軟骨肉腫という不治の病と闘ったミコが、恋人には言えなかった胸の内を切々と綴ったベストセラー、待望の文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大島 みち子
1942年、兵庫県西脇市に生まれる。県立西脇高校二年在学中に発病、卒業まで入退院を繰り返す。一八歳の夏、入院先の病院で河野実と出会い、文通が始まる。1962年、同志社大学入学の夏、再発。その後一度も退院することなく、1963年8月7日、永眠。河野実との文通は、三年一ヵ月の間に約四〇〇通にものぼり、『愛と死をみつめて』(大和書房)として出版。空前の純愛大ベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 245ページ
  • 出版社: 大和書房 (2006/03)
  • ISBN-10: 4479300112
  • ISBN-13: 978-4479300113
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
 普段ビジネス書しか読まない私が、たまたま東京駅の本屋で手にとった。私の生まれる少し前のお話だ。あまりに有名なそのあらすじをしってはいたし、ドリフのパロディコントも知っていたが、きちんと読むのは初めてのことだった。出張の帰り、新幹線のなかで気晴らしに読むことにした。

 私もかつて遠距離恋愛をしていた時期があった、また母を病気で早くになくしたので看病する父の姿をみていた。大島さんの日記を通して、そんな愛情の記憶が強くよみがえってきて、新幹線の車内で涙が止まらなかった。恥ずかしかったが読むのを止められなかった。結局社内で読み切ってしまったのだが、新幹線の車内でボロボロと泣いたのは後にも先にも初めてのことだった。一週間ほど、何度も読み返し、その度に目頭を熱くした。周囲の人間は不審に思ったことだろう。そしてその後はカバーかけて本棚にしまった。自分は自分の人生を強く生きよう。そして人を強く愛そうと思った。
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
五日市剛氏の講演会でこの本を紹介されていたので、どんな本か興味があり購入しました。
冒頭の詩を読み衝撃を受け、引き込まれていきました。
大島みち子さんが21歳という若さで亡くなるまで、病院での生活を綴った日記。
「健康な人は自分の健康に気がつかない。病人だけが健康を知っている。カーライル」
「ああ、報酬をあてにしない仕事の終わった時のあの気持ち良さ。何ものにもかえがたい。」
若くてもこんなに人生を諭ってしまうのは、死と向き合うことで気づきが早くなるものなのか。
この本のおかげで、私は今健康であることに感謝して生きていくことができます。
映画や本では泣かないのですが、泣けました。
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 「愛と死を見つめて」のレビューにも書いたけれど、1960年代にいわゆる思春期を迎えた世代にとっては、この二人の話は、一種のバイブルであった。

 少なくともこの時代には、これらの話や同じ大和書房から出ていた「愛と死のかたみ」などのシリーズは、重大な影響を与えた。私もその影響を受け、その後の成長の過程で、女性との接し方に影響があったことは待ちがいない。

 ただ、この種の話が、今の日本でそのまま受け入れられるのかは、大きな疑問だと思う。ここに描かれた真実の話は、その後の時代の流れの中で、日本の社会においては、むしろ「源氏物語」の方が分かりやすいくらいになってしまったのだから。

 それを、嘆くべきだと、変に力んでる「マコ」の大学の後輩の自分がおかしい。

 この本を読んだときに、交換書簡の方と、日記の方とで、大島みち子さんが微妙な心の変化を示しているのが切なかった。そういう変化を読み取れないとしたら、この二人の話は、単なる「古臭い」話と取られておしまいになってしまうであろう。

 私は、そうならないことを祈っている。
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