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116 人中、93人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
刺激的、かつ的を得ている,
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レビュー対象商品: 芸術起業論 (単行本)
この本は非常に刺激的で的を得ている。アート=「欧米の市場で通用する芸術作品」と定義し、そこでいかに生き残るかの方法論を骨身を削るようにし て体得・実践してきた著者の貴重な種明かし。アート市場は株式投機と同じ である現実を示し、お金を戦略的に重要なツールと明確に位置づけている点 が貴重。これは日本の芸術系の言論ではあまり見ることがない論であろう。 (欧米では見かけるが。) また「かわいい」や「オタク」の大量発生が、敗戦によって国家という背骨 を失い、精神的に漂流した結果であることを見抜き、これが未来の世界の姿 であるとあえて世界に呈示して見せる戦略も面白い。なるほど彼の作品の醜 悪さは、今の日本の真実の姿であると見ることができる。 しかし芸術に限らず欧米のルールに則って成功を治めることが本当に「勝ち」 なのかはよく考える必要がある。
47 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
海外と仕事していると、わりと普通に考える内容ですが、この本を読んで少し筆者を好きになりました。,
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レビュー対象商品: 芸術起業論 (単行本)
本人にあまりいい印象を持ってなかった。しかしこの本を読んで、印象が好転した。 見も蓋も無いことを言う人だが(なので、この本を読んで彼の印象が悪くなることも十分ありえる)彼自身の経験に基づいているので、説得力も重みも十分にあると思う。 外資系で働いていると、いやでも海外のルールとか文脈などを、理解したり、外したり、守ったり、裏をかいたりしていく必要性を感じることがある。 だから、彼が言っていることは別に極論でもなければ、芸術への冒涜でもないと思った。 芸術とはいえ、マーケットの中で生きていくと決めたら、とらざるを得ない戦略なんだろうと思う。 「自分は、海外(特にアートシーンにお金が豊富なアメリカ)にむけて、日本のカルチャーの翻訳作業をしているのだ。」という文脈が良くでてくる。 確かにそういった作業を積極的に自分の役割としたり、そのことを突き詰めて考えている人はあまりいないと思う。 自分が天才ではないと言い切っているところとか、好印象だった。そんなに時間もかからず読める本なので、読んでみて損はないと思います。
25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「これから」を創る人におすすめ,
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レビュー対象商品: 芸術起業論 (単行本)
芸術を志す人よりも、ビジネスを創造しようとする人すべてにお勧め。若い人ほど読んでおいた方がいい本です。薦められて呼んでみましたが、イイです。文体もストレートだし。回りくどくない。村上氏は気になるクリエイターでしたが、芸術家として「創る側」「評価する側」「売る側」「マーケット」の複眼の視点で、「金持ちの娯楽としての芸術」を冷静に見据えているところがいいですね。 背水の陣で国を飛び出して、「太った鼠」になった村上氏の生き方は、すべての企業家、経営者がこれからの国際間競争に打ってでるためのサンプルになるのではないでしょうか。 「お金が動かなければただの自己満足」というのは、ビジネスの基本ですし、自身の欲望をきちんと分析して、実現させてゆくというのもしかり。 この本がビジネス書でランキングされないのが不思議です。
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