茂木さんは、瞬発力がいい。対談相手の言葉を、自分の色々な引き出しにあるフレームに応用して言い換えることが出来る。つまり、芸術=右脳と言われるが、茂木さんは見事に左脳に転換して、論理化しています。
しかし、音楽家の菊地成孔氏の場合はちょっと様相が異なり・・・。菊地氏は、茂木さんの領域(=脳科学)のブームに懐疑的であったし、尚且つ茂木さんも菊地成孔氏の「時間」に関する考察について、今一つがっぷりとは噛み合っていないように見えて、読んでいる方もムムムと。あ、きっと菊地成孔氏は、10人のクリエーターの中でも、かなり論理的に話を展開していったから、論理vs. 論理でしっくり来なかったのかな。
しかし、切れモノ菊地成孔氏の直後に、懐の深い天野祐吉氏、厭世感漂うリリー・フランキーで繋げたのは、いい順番だったと思う。ほんわかした雰囲気で収束。
それにしても、茂木さんと菊地成孔氏の対談は、生で見てみたかったです。