仏像ファンの皆様、下劣な表現をお許しください。男性誌のピンナップ、あるいはAVのように拡大された肉体の一部が、ページをめくるたびに、これでもか、これでもかと出てくるような撮り下ろしの連続には驚いた。興福寺では壁に寄せて展示されているそうで、三面の顔の左右は横顔しか見られないそうだ。今回の国立博物館では、どの顔も正面から見られるように展示されるそうである。この本の扱いはそんなものではない。図録販売もされるだろうが、これほどのアップはないだろう。八部衆の顔のアップもすごい。もちろん阿修羅についての詳しい解説もなされている。迫力というより、少年愛のようなものを感じてしまったのは、私だけだろうか、他の方のご意見も待ちたい。