みなさんの評判の「号泣」はしませんでした。
実のところ、涙がポロリまではいかなかったです。
でも、涙がこぼれ落ちなくても面白い作品は多々あります。
それが、この本だと思います。
青春劇としての小説としては、くすぐった過ぎず
調度よい具合に胸に飛び込んでくるパズルのピースのようで心地よかったです。
アイデアがすばらしく、また、日記という形式でありながら却って情景がよく浮かび上がり
作家の思うがままに読者は誘導されていったと思います。
これを、演者同士が決して顔を合わせることのない舞台劇にしてくだされば…楽しいだろうと思いました。
例えば舞台の上手下手にひとりずつ立ちライティングで切り替えながらモノローグとして上演してみてはいかがでしょうか。
最後に、星三つとさせていただいたのは、自分自身がちょっと「号泣」したかったのでちょっと違ったかな…と。
それだけです。作品が悪いという意味ではありません。